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教務部長からの一言宇治市の個別指導の明塾 宇治/城陽/久御山 無料体験実施中!無料送迎致します!小学生・中学生・高校生対象 

教務部長からの一言

 

mashiko
気づかせる教育

問題の意味を理解する力、問題の言葉から考えられる知識を頭の引き出しから出す力、引き出した知識を組み合わせて問題を解く力。この3つの力を付けるのが「気づかせる教育」です。
「この問題が出来るか」が大切なのではなく、そのような問題が出たときに、自分で考えを作って解けるかが大切です。

 

~生徒のみなさんへ~

テストのときには、お父さんもお母さんも友達も塾の先生も、何の役にも立ちません。頼りになるのは自分だけです。難しい問題があったとき、努力をしてきて考える力のある自分と、あまり勉強をしていなくて考える力のない自分と、どっちが頼りになりますか?困ったときに頼りになる自分になりましょう。

 

5月23日(水)更新

高校の多くは今、中間テスト中です。午後から授業をした生徒が2人、そのまま夜10時半まで教室に残って勉強をしていました。本当は、テスト直前にここまで頑張らなくてもいい状態を日ごろから作っておいてほしいのですが、そうは言っても現実は理想通りではないので、一生懸命やるということになります。私は他の生徒の授業をしながら、2人の様子を見ていました。覚えなくてはいけないことを何回もノートに書いたり、ワークをコピーして同じ問題を2回やったりしていました。最後には「やったー!出来たー!」と満足そうでした。その生徒にとって今出来る精一杯のことをしている姿でした。

 

5月16日(水)更新

テストを想定した勉強って、いったい何でしょうか。テストは何が出るか分からないのに、何をすればいいのでしょうか?答えは「全部自分で言えること」です。例えば歴史の開国の場面なら、「もともとアヘン戦争で大きな中国が小さなイギリスに敗れるっていう背景があってなー、そのころアメリカも中国と貿易をしたがってたんやんかー。」というようにぺらぺらとしゃべれる。理科の炭酸水素ナトリウムの熱分解なら、実験の図を自分で書いて、実験結果や実験で注意することとその理由も言える。そういう自分になっておくことがテストを想定した勉強です。「そんなのテスト前に出来るわけないよ。」と思いますよね。そうです。テスト勉強は、テスト1週間前にすることではなくて、日ごろからしておくものだとわかるでしょう。

 

5月9日(水)更新

もうすぐ中間テストです。よく、「頑張れば、自然と結果はついてくる。」と言われます。確かにそうかもしれません。でも、頑張ったのに結果がでなかったとも聞きます。「頑張れば」という言葉に問題があります。例えば、学校の課題や提出物を頑張ったとしましょう。これを“頑張った”というのなら、結果は出ません。課題や提出物は、勉強が出来るようになるために、内容ごとに分かりやすいように作られています。ところがテストは、内容をばらばらにされたり、ひっかけのような表現をされたり、つまり、分かりにくいように作られています。学校の課題や提出物は出来るだけ早めに終わらせて、テストを想定した勉強をしましょう。そのことを、「頑張れば」といいます。

 

5月2日(水)更新

きのう今日は連休の谷間です。塾はいつも通りの風景で、子供たちは勉強をしています。テレビからは駅や空港の様子が流れ、みんな楽しんでいるように思いますが、生徒たちのほとんどは普通です。「なーんにもない!映画見に行くくらいかなあ。」とか言っています。講師としては、勉強もしてほしい。でも、せっかくの連休だから、楽しいこともあるといいなあと思っています。連休の後半です。楽しいことを見つけて下さい。

 

4月25日(水)更新

誰もが、きれいなものがいいと思っています。何か物を買う時は、どっちがきれいかなと商品を見比べますし、買った後は汚さないように気をつけます。台所がいつまでもピカピカなのがいいことなのは、みんなが思うことです。ところが、きれい過ぎることにも一つだけ欠点があります。それは、些細な汚れがとても気になってしまうことです。気にしなくてもいいくらいの汚れが気になってしまう。きれいということが理想だとして、理想通りに生きることはなかなか出来ません。自分ひとりで生きているわけではないですから、なおさらです。そんな時「そうだよねー」と、気を楽にするのも大切なことです。

 

4月18日(水)更新

子供たちは、学校に対しても、家族に対しても、あまり本音を話していません。生徒たちは私に、いろいろなことを打ち明けてくれます。子供の視点で言い当てていると思うことや、大人として考えさせられることなど、たくさんあります。でも、子供たちは言いません。諦めがあります。大人が描く子供の姿から外れたとき、何か言われるんじゃないか、がっかりさせるんじゃないか、という思いがあります。本音を言ってもらわなければ解決しないことがあるなら、本音を言ってもらえる大人になる必要があります。子供を認めましょう。いいとか悪いとか判定を下す前に、話をする子供を認めましょう。ちゃんと話を聞いてくれる大人になら、子供は話し始めます。

 

4月11日(水)更新

多くの生徒にクラス替えがありました。生徒たちにとってドキドキする出来事です。「仲良しグループの中で、自分だけ違うクラスになった。」とがっかりしている生徒がいました。がっかりしている顔を見るとかわいそうでした。何とかしてあげたくても、誰もどうすることも出来ません。事実を変えられないなら、気持ちを切り替えるしかありません。新しいクラスで、誰かと話しましょう。話すのが苦手なら、何かを聞きましょう。もし優しく答えてもらえたら、「ありがとう」って言ってみましょう。その子が友達になるかもしれません。一人、友達ができたら、そこから広がるかもしれません。新しい友達が出来るチャンスです。

 

4月4日(水)更新

“食べない”じゃなくて、1口。“歩かない”じゃなくて、1歩。0じゃなくて、1。0と1の違いはたったの1ですが、とても大きな違いがあります。0は、5を掛けても100を掛けても、どんなに大きな数を掛けても0のままです。ところが、1は5を掛ければ5になるし、100を掛ければ100になります。1は可能性が無限大です。4月になりました。もうすぐ高校生になる生徒が少し不安気に「わくわく、ドキドキ。」と言っていました。私は「初めから100じゃなくていいよ。最初は1でもいいよ。そこから、だんだん広がればいいから。」と言いました。

 

3月28日(水)更新

“肉じゃが“を作るのにレシピを見ます。材料を見ると「牛肉・酒・しょうゆ・砂糖・みりん・じゃがいも・玉ねぎ・だし昆布」と書いてあります。その時「あっ!しょうゆがない!」となれば、肉じゃがは作れません。勉強はこれと似ています。「3㎞の道のりを0.5時間で走る人の速さは、分速何mですか」という問題を解く材料は、「道のり、速さ、時間の関係・㎞とm・時間と分」の知識です。この材料が頭の中に揃っていれば解くことが出来ます。材料が欠けていれば出来ません。台所にいろんな材料があれば、いろんな料理が出来るのと同じように、頭の中に、問題を解くための材料をたくさん入れておきましょう。

 

3月21日(水)更新

もし今、遠洋漁業の漁師と出会ったとしたら。同じ漁師でも、小さな漁村で小さな船で魚を取っている青年なら。どちらにしても、私には知らない世界の人たちです。きっと驚くようなこと、考えさせられるようなことがたくさんあるのだと思います。たとえ似たような境遇の人だったとしても、してきたことや考えていることは違うかもしれません。人と出会って関わったり話をしたりするということは、自分の価値観や考えを変えてくれたりもします。時間と空間が作り出した偶然の出会いで知り合った人が、自分にとって大切な人になることがあります。もうすぐ出会いの季節、4月です。よい出会いがありますように。

 

3月14日(水)更新

人は何かを記憶する時、それをいつまで記憶しておくかをあまり意識しないで考えていることがあります。買い物で、牛乳を買うのを忘れないように覚えとこうという時、いちいち買い物までは覚えとこうなどとは思いませんが、買い物まででいい記憶の仕方をします。次のテストまで覚えておけばいいというくらいなら、やはりそんなに意識をしないで記憶をしています。ところが、ずっと覚えておかなくてはいけないものとなれば、意識しないわけにはいきません。どうすればそれだけ長く覚えておくことが出来るのかを考える必要があります。ずっと覚えておこうと強く意識して、そうなる工夫を考える。これが忘れない記憶の第1歩です。

 

3月7日(水)更新

今日は公立高校の中期選抜でした。それぞれが力を出し切って、合格してくれたらと祈っています。「合格したよ」と知らせてもらえることは、私たちにとっての一番の喜びでもあります。そして今日からは、中3生がいなくなった教室で、中2の生徒を相手に、新たな気持ちで、その生徒たちの1年後を思いながら授業をしました。すべての生徒ひとりひとりに何をしてあげるのが一番いいのか、それを考えるための、今日は私たちにとってスタートの日です。

 

2月28日(水)更新

力以上のことを求められればプレッシャーになります。“出来なかったらどうしよう“と不安にもなります。逆に“どうせ出来ないよね”なんて思われるのは悔しいですし、自分がそう思って諦めてしまっては、力は出せません。何かをしようとするとき、こんなふうに感情が先に出てしまうと集中力を欠くことになります。今日自分が出来ることは、今自分に出来る精一杯のこと以外にありません。周りからどんなふうに思われようと、自分の気持ちが期待や不安でどれだけ揺れようと、今出来ることに変わりはありません。自分自身に集中して、今自分に出来る精一杯のことをして下さい。そして、何か出来たことがあれば、自信につなげましょう。公立高校中期選抜まであと1週間です。頑張ってください。

 

2月21日(水)更新

鉄は磁石につくのに、どうして他の物はつかないのでしょうか?実は、いろいろな物質の中には、とても小さな磁石(正体は電子)がたくさん入っています。この小さな磁石たちはバラバラな方向を向いているので、N極とS極が打ち消し合って磁石にはなっていません。ところが、鉄は磁石が近づくとバラバラに向いていた小さな磁石を同じ方向に向けるので、鉄自身が磁石になります。だから磁石につくのです。他のほとんどの物質はバラバラを向いたままなので磁石にならず、だからつかないのです。大きな力を持った磁石でも、それだけでは力を発揮出来ません。鉄のように同調して同じ方向を向いてくれる物があって、初めて磁石として力を出します。オリンピックのアスリートを見ながら、こんなことを考えていました。

 

2月14日(水)更新

すごく感心な生徒がいます。私はたくさん褒めます。ところがその生徒は、いつもきょとんとした顔をしていて、どうして褒められているのか分からないといった様子です。中3の女子生徒ですが、朝、自分の弁当を作り、弟を起こし、お姉ちゃんと朝食をとり、ごみの日にはごみ出しもして登校します。ところが、その生徒は「うちはそうするのが当たり前だから、それをえらいと思ったりしてはいけない。」と言います。本当にいろいろな生徒がいます。私は、生徒それぞれやっていることや出来ることは違っても、それぞれが自分の一生懸命の形なら、それはみんなすばらしいと思います。

 

2月7日(水)更新

朝起きてから30分後には家を出るという女子生徒がいます。私には女の子がいないので女の子が身支度にどれくらい時間がかかるのか分かりませんが、大変そうなイメージがあるので、「じゃあ朝ご飯食べないで行くの?」と聞くと、3分で食べてるという返事でした。“闘ってるなあ、この子は”と思いました。もちろん、余裕を持って朝起きて、丁寧に身支度をして、しっかりと朝食をとるのが理想です。でも1分でも多く寝たくて、こうなる現実もとてもよくわかります。こんなたわいない話でも、生徒の語感が生き生きしていたので嬉しくなりました。もちろん、たまには、クロワッサンとキウイをゆったり食べたなんて聞けたらもっと嬉しいです。

 

1月31日(水)更新

探し物をする時、何を探すのか分からないで探す人はいません。人から「何か探して」と言われても、探せるわけがありません。こんなことは、みんな言われなくてもわかっています。ところが“国語”となると話は別です。どんなことが答えになるのか想像もしないで、本文に目をやって探し始めます。何が答えかはわからないけど、とりあえず本文を読んで、答えっぽい所を見つけようという感じです。これでは答えは見つかりません。問題文は答えを見つけるヒントです。問題文からヒントになる言葉を見つけ出して、そこから、こんなことが答えになるんじゃないかと想像して、それから探し出す。何を探すのか、ぼんやりでもいいのでわかっていれば、見つけることが出来ます。

 

1月24日(水)更新

受験シーズンです。この時期は作文指導をすることも多くなります。ポイントは、考えや思いを引き出してあげることです。人は、自分のことなのに案外考えていないことが多いものです。「なぜ?いつから?そうなれたらどんないいことがあるの?」とどんどん探っていくと、気がつかなかった自分が見えてきます。例えば何かを“きれい”と感じたとして、なぜ自分はそれをきれいと感じたんだろうと考えることが、自分と向き合うことです。自分の考えや思いがわかったら、自分の言葉で表現してもらいます。そうやって書いた作文は、他のだれにも書けない自分だけの作文になります。

 

1月17日(水)更新

昨日ある生徒が、自分が描いた絵を見せてくれました。キッチンペーパーと折り紙とセロリを組み合わせた静物画でした。いろいろな感想がある中で、セロリの緑色の話をしました。「緑色」と言ったとき、緑の幅をどれくらい持っているか?黄色に近い緑から青と言いそうなくらいの緑まで緑色です。色の幅の感性が広ければ、表現は豊かになります。色は不思議です。さっきまで白と思っていたのに、もっと白い色と組み合わせれば白ではないように感じます。それひとつだけの時と何かと組み合わせた時では、性質が変わってしまいます。自分を頼りないと思っていても、誰かの支えになっていたり、クラスの中の癒しになっていたりもします。薄くてぼやけた色だと思っていたのに、周りを濃い色で囲まれたとたん、くっきりと浮かび上がって存在感を発揮します。人も色も、だから魅力があります。

 

1月10日(水)更新

明けましておめでとうございます。新年を迎えて、今日はもう10日です。この週末には中学受験と大学のセンター試験があります。力を発揮してくれるようにと祈るばかりです。受験目前となると当然、受験を想定した練習をします。つまり、自分ひとりですべてのことをするということです。問題を解くことはもちろん、字の大きさや丁寧さ、消しゴムで消したときのきれいさ、余白の使い方、何かを書き込むかどうか。すべての判断を自分ひとりでしなければなりません。そんなことくらいと思いそうですが、これがなかなか出来ない生徒もいます。誰かに言ってもらうのではなく、自分で考える。普段の生活の中で、身に付けておきたい力です。

 

12月27日(水)更新

知らない世界というと、どこか遠い所の世界のような気になりますが、時間という感覚で見てみると、自分が住んでいる町にも知らない世界がたくさんあります。夜明け前の4時、重そうに新聞を積んだバイクがあちこちを走っています。6時くらいになると、もう通勤や通学の人たちが白い息を吐きながら駅へ急いでいます。この人たちは、いつもこんな早い時間に動き出していると思うと頭が下がります。夜の11時ごろには、帰る人もいますが、今から出勤という人もいます。便利になった世の中を、こういう人たちが支えていると気づきます。自分の生活とは違う時間の町を見てみると、そこは知らなかった世界です。まだまだ知らない世界があるのなら、できるだけ視野を広げて、新しい価値観や考えを持ちたいと思います。もうすぐ2018年です。新しい年、新しい自分に期待しましょう。

 

12月20日(水)更新

優れた脳があるということは素晴らしいことです。いろんなことを考えることが出来ます。何か困ったことが起きても、考える力で解決方法を見つけて進んでいくことが出来ます。受験生なら、どの教科をどんな方法で学習すればいいのか、どんな時間の使い方をすればいいのか、考え出すことが出来ます。ところが、この優れた脳の考える力が、かえって困ったことを引き起こすこともあります。不安を考えてしまうことです。解決できる不安ならばいいのですが、自分ではどうすることも出来ないことへの不安なら、考えるのをやめることも大切なことです。よく考えたり、考えるのをやめたり。うまくコントロール出来る脳がいいですね。

 

12月13日(水)更新

今日も北日本や日本海側は厳しい寒波で、大雪や吹雪にもなっています。テレビにはそんなニュース映像が流れているのに、私の家から外を見ると、日の当たる柿の木にヒヨドリが来て、残っている柿の実をついばんでいました。雪かきをしなくても外に出ることが出来ます。寒さを痛いと思うこともありません。同じように朝が来たのに、大変さがまるで違います。こんなに穏やかな所で暮らしていて、今日わたしは、大変だなんて言っちゃいけないなと思いました。

 

12月6日(水)更新

もう少しで高校生の期末テストも終わります。いつものことですが、テストに臨む姿勢は生徒によって様々でした。テスト範囲がすぐに言える生徒と言えない生徒。教科書やワークのテスト範囲にマークをしている生徒もいれば、テストの3日前くらいに友達にテスト範囲がどこかを聞いている生徒もいました。勉強が出来るか出来ないかは、こういうところに表れています。勉強やテストに意識を持っているからこそ学習した内容が脳に入っていきます。いやだなあ、面倒だなあと思っても構いません。やらないといけないという意思を持って下さい。なんとかなります。

 

11月22日(水)更新

大切だと思うものなら、きっと大切に扱うはずです。大切なものなら壊れないように、なくさないように気をつけます。大切な人なら“大丈夫かな”といつもその人のことを気にかけます。では自分自身を大切にしていますか。将来の自分を大切に考えて今を過ごしていますか。「勉強めんどくさ」とか「時間なかったし」とか言って勉強を後回しにしている人は、将来の自分を傷つけていることに気がつきましょう。なりたい何かを見つけた時に、なれない自分だったら悲しいですね。将来の自分を傷つけないために今の自分に厳しくなることが、自分を大切にするということです。

 

11月15日(水)更新

寒くなってきました。風邪をひいている人も増えてきました。中高生にとっては、定期テスト前にそうなったら大変です。出来るだけの予防をすることになりますが、そうしていても風邪をひくことはあります。学校を休んだり、課題が出来なかったりすると焦りますね。“最悪だー”という気持ちにもなります。そういう時に思ってほしいのは「悪い中でのいいこと」「この状況の中のベスト」ということです。悪い状況の中で、どうするのがいいのかを考えましょう。しんどくて何も出来ないままテストを受けることになるとしたら、「何もしないで休んでいたから、テストを受けに行くことが出来た」と考えましょう。取り返しは後で出来ます。

 

11月8日(水)更新

中3の生徒で、学校でミニ作文の課題が出て、今の自分について書くということになりました。今の自分をどう思っているか聞いてみると、「受験のことで焦っているのに勉強しない日があるのはどうしてだろう?」と言いました。私が、どうして焦っているのかと聞くと、「学校の先生が、『今は焦らないといけない』と話していたから」という答えでした。つまり、自分が焦っていると思っていたのは、先生に思わされていたということでした。自分の感情の中から“焦り”が湧いていたわけではないということです。「焦るということを勉強につなげようというのなら、本当に自分から焦りなさい」と生徒には言いました。

 

11月1日(水)更新

月末の休講日を利用して、福島県の実家に帰って来ました。田んぼと畑の田舎の風景の中で目に入ったのは、倒れた稲がそのままになっている田んぼでした。台風のせいで稲が倒れてしまい駄目になったので、稲刈りは諦めたようでした。“結果を出す直前に諦めなければならなかった人がいる”その人の無念さが、稲が取り残された田んぼから伝わってきました。今月末には、多くの中学高校で定期テストがあります。小学生にだってたくさんのテストが待っています。大変かもしれません。でも、結果を出せる環境にいるというのは、それだけで幸せなんだと感じました。

 

10月25日(水)更新

「先生が学校の先生になってくれたらいいのに」と言ってもらえることがあります。嬉しいのですが、いいことではありません。本来、学校の授業で基本的なことはほとんど理解出来て、塾はその補助やレベルアップの場所であるべきだと思います。塾の授業で基本が分かったというのでは、学校の授業がもったいないです。学校の授業で大体のことは分かったという形を作りましょう。「学校の授業で分かってみせる!」というくらいの積極的な集中をしましょう。そのために必要なら、教科書を読んでおくくらいのことはしましょう。“分かりやすさ”を待っていてはいけません。

 

10月18日(水)更新

中学に入学してから3年間、高校に入学してから3年間。3年間ずっと一つの思いを持ち続けることが出来たら、それはその人の本当の思いになると思います。もし自分の状況や環境に変化があって、形を変えないといけなくなったとしても、その人は自分の思いをしっかり持ったまま、うまく形に合わせてやっていける気がします。そして私はみなさんに、そういう人になってほしいと思っています。具体的な目標とかでなくて構いません。「こんな自分でいよう」というくらいの思い。その代わりぶれない思い。みなさんと対する時、私にも持ち続けているぶれない思いがあります。

 

10月11日(水)更新

“自分は勉強が出来ているかどうか”を知る方法の1つに、“友達に教えられるか”ということがあります。目の前の問題をすることが勉強だとしたら、“なんとなくこうかなあ”という程度でも出来ていきます。でもそれでは、本当にわかったということにはなりません。テストで“それみたいな問題”が出されたときに弱い力です。友達に教えるとなると、理由や考える手順も含めて内容をしっかり理解していなければなりません。これなら、テストでも十分やれる強い力です。“友達に教える”という行為は、一見友達の勉強を助けているようで、実は自分のためにとてもいい勉強をしているのです。

 

10月4日(水)更新

私は最近、スマートフォンのLINEアプリのプロフィール写真を変えました。私が中学から高校までの6年間使っていた国語辞典です。その写真を見た生徒からは「すごく古そう」と言われました。その通り、ボロボロの国語辞典です。普通、国語辞典はわからない言葉を調べるときに使います。でもそれは、わからない言葉がなければ使わないという訳で、言葉を知るという点では受け身です。もっと積極的に言葉を知っていこうと思ったときに考えたのは「国語辞典を読む」ということでした。毎日寝る前に国語辞典を読む。パッとページを開いては気になる言葉を読む。こうすることで、本来出会わなかったはずの言葉を知っていくことになります。国語力の基本です。

 

9月27日(水)更新

ご存知の通り月と地球と太陽の位置関係で、満月や三日月といったように月の形が変わります。そして、人はその見えている月の形に風情を感じて俳句を詠んだり、しみじみと何かを考える手立てにしたりします。星空というのも、夜に星が瞬いている空のことを言います。でも三日月も星空も人間から見える姿なだけで、本当は、月はいつも丸いし、星は昼の空にもあります。普段は見えている所だけを見て、いいなあと思っていればいいかもしれません。でも、本当に月や星を知りたいのなら、見えないところまでも分かろうとしなければなりません。好奇心を持って何かをしようとするとき、見えることにだけとらわれるのではなくて、見えない所に本質があるのかもと考えてみましょう。

 

9月20日(水)更新

「帰ったら遊ぼうな。」「明日からテストかあ。」「ほんまに困ったもんや。」小学生も中学生も大人たちも、みんな普通に会話をしています。そして、その会話の途中で、“自分は言葉を知らないなあ”と思うことはほとんどありません。会話に困ることがないからです。困ることがなければ、“言葉を知る”という意識を持つこともなくなります。ところが、国語となると、言葉を知らないのはとても困ります。「おもむろに」「たむける」こんな言葉が問題文にあるのに意味が分からない。そのせいで答えられないとしたら、読解力があるかないかではなくて、言葉の知識が足りないということになります。作文が書けないのも、どんな言葉で表現したらいいのか分からないということがあります。言葉そのものに興味を持ちながら、いろいろなものを読みましょう。

 

9月13日(水)更新

ロヒンギャの民族問題を知っていますか。ミャンマーという東南アジアの国のロヒンギャという少数民族についての問題です。歴史的な背景は別として、29万人の難民が隣国のバングラデシュに避難したニュースを見ると心が痛みます。日本で生まれてもロヒンギャで生まれても同じ命なのに、ロヒンギャで生まれた赤ちゃんは、生まれた時から歴史を背負っています。私は今日、冷蔵庫を開けて牛乳を飲みました。スーパーに行って買い物もしました。当たり前に。でもロヒンギャの人たちには何もありません。私はこのニュースを知ったからといって何も行動が出来ません。ならばせめて謙虚に生きようと思いました。自分にとって当たり前のことも、誰かにとっては当たり前ではない。そう想像できる自分でいたいと思います。

 

9月6日(水)更新

生徒はよく「学校の授業、全然わからん」と言います。学校の先生の教え方が悪いかのように。確かに分かりやすい教え方と分かりにくい教え方はあります。でもそういうとき生徒には「じゃあ、分かるための努力をしているか?」と聞きます。例えば“初期微動継続時間”と初めて授業で聞くのと、前日に教科書でチェックをしておいて授業で聞くのとでは頭に入り方が違います。国語なら、事前に本文を読んでおくのと、授業で初めて読むことの違いです。学校の授業に分かりやすさを求めるなら、分かりやすくなるための努力を自分もしなければなりません。人に何かを求めるとき、求めるだけの責任が自分には生まれます。

 

8月30日(水)更新

勉強の目的と手段を思い違ってしまうことがあります。象徴的なのが「ノートまとめ」です。理解して覚えることが勉強の目的で、ノートまとめはそのための手段なのですが、いつの間にかノートまとめが目的になっていて、きれいにまとめられたノートを見て、勉強が出来たと満足してしまいます。このとき、ノートにまとめた内容がどれだけ頭に入ったかは、忘れられています。大切なのは、何のためにそれをしているのかを意識することです。していることが大変だったりすると惑わされることがありますが、していることの目的は何かをしっかり意識していれば、いい勉強になるはずです。

 

8月23日(水)更新

自分自身がいつの間にか良くなるということはありません。ワークをしていて答えを間違えた時、間違った答えを消しゴムで消さずに、鉛筆でガチャガチャっと消してその横に正しい答えを書く生徒がいます。「汚いな」と思わなければ良くなりません。小数×小数をしたとしましょう。0と6を見間違えるように書いていたり、どんどん斜めに書いてしまって位が揃ってなかったり、小数点が数字と重なるように書いてあって、小数であることを忘れていたり。1つの計算にいくつもの間違える原因がひそんでいます。こういう間違いをする生徒が良くなるには「きちんと書かないのが悪い」と思うことが必要です。こんな些細なことでも良くなるためには、何かを思わなければなりません。どんなことにいくつ思いを持つかが、良くなっていくためには大切なことです。学校がスタートします。たくさんの思いを持って自分を高めていきましょう。

 

8月9日(水)更新

自分の力ではどうしようもないことが起こった時、すがる思いになります。「自分に出来ることなら何でもしますから、どうか・・・」と神に祈ったりもします。そうです。人は、自分の手には負えないようなことが起こると、出来ることなら何でもしますからという気持ちになるのです。でも本当は、何でもない時から、出来ることなら何でもするのがいいのです。夏休みも半分が過ぎました。出来ることなら何でもするという勢いで勉強ははかどっていますか。出来ることなのに、ほったらかしになっていませんか。夏休みの後半を9月からの準備に充てられるくらいに余裕をもって、学校の宿題を仕上げましょう。

 

8月2日(水)更新

私は高校生の時、外国の詩集を読んでいました。ですが、決して文学青年ではありません。その頃、一番わかりにくい文学が外国の詩だと考えていました。詩は作者の個性が最も表れた作品で、言葉はわがままに使われていて、ましてや外国のものとなれば感性が違うので、より分かりにくいだろうと考えました。この分かりにくい表現を何とかしてわかりたくて一生懸命読みました。この頃から、私は言葉に敏感になっていった気がします。「わかりやすい」ということは勉強にとってとても大切なことですが、分かりにくいことに必死になるということも意味のあることだと感じます。

 

7月26日(水)更新

生徒たちの夏休みの宿題が大体把握できました。生徒たちからすれば多い量です。この多い量を心配しています。たくさんの宿題をやらなければいけない時、“わかる”という学習ではなく、“こなす”という作業になりやすいからです。たった1枚の国語のプリントでも、わからない言葉の意味を調べて、難しいと思う漢字のチェックをして練習をし、そのうえで問題を解く。英語なら、単語や熟語を調べて、文法をチェックして、和訳をして、問題を解いて、さらに問題の英文を書く練習をする。社会でも、問題文の言葉を調べまくって書き込む。時間はかかります。でも、時間がかかるからしないのか、時間をかけてでもするのかが人生を変えていきます。

 

7月19日(水)更新

もうすぐ夏休みです。楽しいこともたくさんありますが、宿題もたくさんあります。「あー・・・」という声が聞こえてきます。どうせ勉強をしないといけないのなら賢くなりたいですよね。たくさん宿題をしたのに、賢くなっていなかったらがっかりです。宿題も、やらされていると思いながらただ答えを書いていくのなら、勉強ではなくて作業です。脳には届かないので賢くはなりません。勉強したことは脳に届けましょう。「こうやって、こうすると、こうなるなあ」とか、「そうかー。せっけん水はアルカリ性かー」とか。いちいち心を動かして下さい。心を動かしたことは記憶になります。宿題をした努力が無駄にならないように、心を動かして勉強しましょう。

 

7月12日(水)更新

目に見えているのに形が書けないものがあります。「水」です。確かにコップに入った水や水たまりの水を絵にすることは出来ます。でもそれは、コップや地面のくぼみが形を作ってくれているのであって、水の形ではありません。形のない水は、いろいろな物の形に合わせて存在しています。水は“こうでないといけない”というこだわりを持っていません。こだわりを持たないという柔軟さは、ある場面ではとても力になります。もちろん、こだわりを持って何かをすることは大切ですが、予想外のことが起こった時、水のような柔軟さが力になります。どんなふうにでも対応できる力を持ちたいものです。

 

7月5日(水)更新

「鑑真」という僧の名前を知っている人はたくさんいると思います。仏教の戒律を日本に伝えた人で、とても有名です。私は鑑真について学ぶ時、日本から唐に渡った「普照(ふしょう)」と「栄叡(ようえい)」という2人の僧に惹かれます。朝廷から命を受け、鑑真と出会うまでに9年もかかり、日本に帰ろうとして5度失敗し、結局19年もの歳月をかけて成し遂げました。今のような情報も技術もない時代に、意志の強さで19年頑張れた人です。何かを成す、成し遂げるということにかかる時間は様々です。1週間で成す事もあれば、3年かかることもあります。いずれにしても、成すまでの時間というのは苦労があり長く感じるものです。そんな時私は、19年も頑張った人がいると思うようにしています。

 

6月28日(水)更新

小論文の基本は物事を賛成・反対の両方の立場で考えてみることです。そしてこの“相反する考え方”をしてみることが、人の成長という点で大切だと気づきます。こんなことを考えていたら、雨が降ってきました。ふと、もし空気抵抗がなかったら、雨はどれくらいの速さで降ってくるのかと思って計算してみました。上空2000mから雨粒が落ちてきたとすると、地上に降ってくるときには秒速196mです。ピッチャーのボールが秒速40mくらいなので、恐ろしい雨ということになります。ところが実際は、空気抵抗があるので秒速10mくらいです。空気抵抗なんてエネルギーを無駄にする悪いもののように思っていましたが、恐ろしい雨から私たちを守ってくれる大切なものでした。

 

6月21日(水)更新

教えてもらうのが先か、分かろうとするのが先かと言われれば、分かろうとするのが先です。いきなり「これ教えて」という生徒がいます。自分では考えていないので、説明を聞いても何がポイントなのかを感じることが出来ません。自分でなんとか分かろうとして、それでも分からなくて「教えて」という生徒は、分からないポイントを知っているので「あーそうか」と感じることが出来ます。同じように説明を聞いても、脳に入っていく感じが違います。先に分かろうとするということは、分からないポイントが何かを知っておくということです。納得の仕方が変わります。

 

6月14日(水)更新

「3時間も勉強したんやで。すごくない。」と言われました。もちろん褒めます。ところが、数学の計算をしてもらうと半分近くに符号ミスなどの単純なミスがありました。こうなると、3時間勉強したことをただ褒めることで終わる訳にはいきません。計算の能力はあるのにミスをするのは集中していないからです。勉強をしながら部活のことや友達のことを考えていたり、目の前にある文房具が気になったりしていては、しっかり集中することは出来ません。目の前の問題以外のことを考えないことを「集中」と言います。本当に集中したのなら30分でも大したものです。

 

6月7日(水)更新

今日、梅雨入りしたそうです。「あー雨かー」という気分です。学校や仕事の行き帰りは面倒だし、洗濯物が家の中に干してあったりすると、がちゃがちゃした感じで嫌ですね。でも、新しい傘、新しい長靴、新しいレインコートを買ってもらえた子供は、雨を心待ちにします。嫌だなと思う中に何かひとつ楽しみを見つけると、嫌なことがそうじゃなくなったりします。「嫌なことでも頑張る」は、いいことですがやっぱりしんどいです。いっそ小さな楽しみを見つけて、嫌じゃないことにしてしまいましょう。

 

5月31日(水)更新

先日、何年も前に担当していた生徒から「今度結婚することになって千葉に引っ越すので、その前に会えますか?」という連絡がありました。久しぶりに会っていろんな話をしました。塾のほかに習い事を2つしていて部活もあるので大変そうでしたが、決してやめなかった子です。お母さんが「しんどかったらやめたらいいよ」といってもやめなかったのは「自分のことを人に決められたくなかったから」と言っていました。大学を出て就職をした先でも大変なことはあったようですが、芯の強さで踏ん張れたようです。幸せになってほしいと願っています。

 

5月24日(水)更新

私の家の扇風機には「リズム風」という機能があって、このスイッチを押すと風が吹いたり止んだりします。そよ風が吹いたり止んだりするようなイメージなのですが、私はこれがあまり好きではありません。優しい風ではあるのですが本物とは違いがあります。自然のそよ風は、吹いたり止んだりが一定ではありません。吹いたかと思うと止み、止んだなあと思うと吹き、この微妙な意外性が心地良いのです。「決められた通りに」という良さもありますが「適当にゆらいでいる」という良さもあるということです。

 

5月17日(水)更新

「面倒」「だるい」という感情は、すべてのことを駄目にしてしまいます。せっかく問題を解いていても、「面倒」と思いながらしていたのでは、たとえテストで似た問題が出ても出来る力にはなりません。問題の解説を聞くにしても「だるい」と思いながら聞いていたのでは、「なるほど」と思うこともなければ、その解説がテストで役立つこともありません。賢いかどうかには脳が関わっていますが、それ以上に感情が関わっています。そして、脳は今すぐ変えることは出来ませんが、感情は今すぐにでも変えられます。「面倒」「だるい」という感情を消しましょう。

 

5月10日(水)更新

中学1年生は、今“マイナス”と格闘しています。今までは足したり引いたりしているだけでよかったのに、今は“マイナス”を考えなければなりません。これを難しいと感じる子と感じない子の違いを気にして見ていると、気づくことがあります。難しいと感じている子は、数字の計算と“マイナスかプラスか”を別々の事ととらえて、2つの事をしていると考えています。ところが、難しいと感じない子は、“マイナスかプラスか”も計算の一部ととらえて、1つの事をしているだけと思っています。思い方や考え方が、同じ事を難しくも易しくもするということがわかる一場面です。

 

4月26日(水)更新

お手伝いを頼まれた時「はいはい」と思ってするか、「なんでやねん」と思ってするか。することは同じなのに、している時の気分は全然違います。「なんでやねん」」と思いながらするのは嫌ですね。では「なんでやねん」と思わせたのは誰でしょう。それは、自分です。自分がそう思わなければ良かっただけです。人は何かのせいにして不満を漏らして、嫌な気分のまま何かをします。歴史を勉強する時「中大兄皇子が何したかなんて、知らんでも生きていけるやん。」なんてことを思いながらしても楽しくもないし、いいことなんて1つもありません。どうせやらなければならないのなら、いちいち感情を動かさずに、「やる」ということに集中しましょう。

 

4月19日(水)更新

ゲームが好きな人にとって、ゲームは楽しいものです。楽しいはずと思っているので、難しくて失敗してもまたやろうとします。「やったあー」と思えるところまで頑張ろうとします。ところが勉強は楽しいものではないので、好きにはなれません。ですから失敗すると「こんなの無理」と投げ出してしまいます。すごくゲームの出来る子が、簡単な計算が出来なくて投げやりになっていました。ゲームのやり方を覚え、いろんな技を駆使して進めていく能力があるのに、簡単な計算が出来ない訳がありません。能力のある自分に気づいて下さい。

 

4月12日(水)更新

先日ある高校の吹奏楽部の定期演奏会に行ってきました。生徒たちはたくさんの人に来てもらうために、ポスターを貼ったりチラシをポスティングしたりもしていました。行ってみると会場前には長蛇の列が出来ていて、私は3階席の立ち見になりました。もちろん演奏もマーチングも素晴らしくて、感動させてもらいました。生徒たちが生き生きとして楽しんでいるように見えたのも嬉しかったです。普段は練習が厳しくて時間的にも追われる毎日で、心が折れそうになりながらも頑張ってきた生徒たちです。“かわいそう”と思うこともありましたが、あの練習の厳しさとこの喜びが生徒たちを作っていくんだと思うと、たのもしく感じました。

 

4月5日(水)更新

「大体こんな感じ」という感覚は大切だと思います。子供に洗濯物を畳むというお手伝いをしてもらったとして、きちんとした畳み方を期待しすぎると、少しそうでなかった時にがっかり感が出てしまいます。ところがそこで、「大体こんな感じ」と思えたら、畳んでくれた子供に「ありがとう」と言えたりします。4月です。いろんなことに期待を膨らませていると思います。ワクワクする感覚はとてもいいと思います。でも、世の中はきちんと期待通りに動いてはくれません。少し期待とずれた時「大体こんな感じ」と思って下さい。心にゆとりが出来ます。

 

3月22日(水)更新

もうすぐ4月、スタートの月です。小学生が中学生になり、中学生が高校生になり、高校生が大学生や社会人になります。このステップごとに期待するのは、みなさんの世界が広がっていくことです。ひとつの小学校区が生活の場で、そこに住んでいる人たちやそこにあるものを“世界”と思っていたのが、中学生、高校生になるごとに世界が広がり、いろいろな価値観が世の中にはあることを知って、大学生や社会人になった時にはいろいろな視点で物事を見たり考えたり出来る、本当のグローバルな人になっていてくれたらと思います。4月、いいスタートになりますように。

 

3月15日(水)更新

私は卒業式が好きです。子供たちが何気なくかわしている会話を聞くだけでも、その子がみんなと作ってきた時間を感じることが出来るからです。どんなふうにみんなと関わってきたのか、卒業式のたった一場面からでもそれまでの学校生活が想像出来て、子供たちの成長を感じます。そして次に待っているステージでもこの子はしっかりやっていけると思う時、とても嬉しい気持ちになります。昨日まではただ通り過ぎてきた校門を、卒業式の日はどこか誇らしげに出てくる姿にエールを送りたくなります。

 

3月8日(水)更新

公立高校入試の中期選抜が終わりました。前期選抜も含めて明らかに考えさせる問題や記述で答える問題が増えています。ただ覚えたという知識だけでは対応できません。一夜漬けが通用しない、底力を試されるような問題です。今習っていることを理由や意味まできちんと分かっていく必要があります。定期テストでの“テスト前勉強”という感覚を捨てましょう。毎日がテスト前だと思いましょう。“大変”とか“時間がない”とかが、ただの言い訳にしかならない時が来ます。今からが準備です。

 

3月1日(水)更新

1+1=1。算数としては×ですね。ところが、1個の粘土と1個の粘土をくっつけたら1個の大きな粘土。個数ということにだけ着目すれば、正解と言っても悪くはありません。1+1=2という常識的なことさえ見方を変えればどうにでもなります。今は高校入試の中期選抜直前で、学年末テストの真っただ中です。自信がなかったり不安だったりしているみなさん。“思い方自由”です。人に迷惑をかけるのでなければ、都合のいいように思いましょう。「こんなに頑張っている自分は偉い!」とか思ってみましょう。不安で縮こまっている自分から解放されます。

 

2月22日(水)更新

今日は前期選抜の発表でした。私の信念の1つに「事実は変えられなくても、考え方は変えられる」というのがあります。予期せぬことや良くないことが起こった時にこのことは役に立ちます。食べようと思っていた物が誰かに食べられちゃっていた時、恨むのか諦めるのか許すのか。こんな小さな“事実”ではなく、たとえもっと大きな“事実”だとしても、生きていくからには切り抜けていかなくてはなりません。どう考えれば前を向けるのか一生懸命考えましょう。事実につぶされて動けなくなるのではなくて、考え方を変えて動き出しましょう。

 

2月15日(水)更新

人は不安がある時“どうしよう”ともがきます。ところが街を見ると、自分の不安にはお構いなしに人は歩いているし笑っています。鳥は飛んでいるし時間も確実に過ぎていきます。自分が不安であることが、世の中にはまったく無関係だとわかります。そう考えると、自分の「不安」が意味を持たないと思えるようになります。今するべきことは不安になることではありません。これまでやってきた問題を1問やって、「出来る」と確認することです。「出来る」を確認することに集中していれば、不安は必要なくなります。明日は公立高校入試の前期選抜です。ベストを尽くしましょう。

 

2月8日(水)更新

私の子供が少年野球をしていた時「明日勝てるかなあ」と言ったことがあります。私はひどく叱りました。「どうして、勝ってみせる!と思わないのか」と。野球は負けたからと言って自分の体は傷つかないし痛みもありません。ところがボクシングだとしたら、負けるということは傷もつくし痛みもします。「勝てるかなあ」程度の気持ちでリングに上がれる訳がありません。「勝ってみせる」という強い意志が必要です。受験は野球と同じで、傷つきもしないし痛みもありません。だからこそ意識して、「合格してみせる」という強い気持ちを持ちましょう。

 

2月1日(水)更新

ある高校3年生とは昨日が最後の授業でした。そしてその生徒は今日が大学入試です。小学生の時からずっと成長を見てきました。問題の解き方を説明してからノートにやってもらう時、同時に私もホワイトボードに解いていくのですが、決して私が書いているのを見ようとはせず、自分の力ですることにこだわってきた生徒です。昨日は、これまでやってきたことを確認する授業でした。その中に1つミスがありました。私が「今日ミスして良かったね。明日すごく注意して出来るし」というとニコッとしていました。合格してくれることを祈っています。

 

1月25日(水)更新

コップにあふれそうなほど水がはいっているとします。コップは「大変だー」と悲鳴を上げます。その水をバケツに入れてみると、たいして多くなかったことに気づいて、コップは「あれ?」と思います。受験生は今を「大変だ」と思っています。確かに大変です。でも、もしこれから先の大変さ、世の中の大変さを想像することが出来たら、今の大変さにうろたえないで、落ち着いて向き合えると思います。今抱えている課題や勉強を淡々とひとつひとつクリアしていきましょう。必ず笑顔になれます。

 

1月18日(水)更新

生徒が涙をこぼしました。中学3年生は学年末テストです。そしてもうすぐ受験です。受験のことに一生懸命で、学年末テストのことが出来ていないので「やばい、やばい」と焦っていました。学校の先生が気を引き締めようとして言ったであろう「学年末テストである程度の結果を出さないとやばいよ」という言葉を、まともに受けてしまってパニックになっていました。何でも出来てしまうのなら涙はこぼれません。出来ない自分を知っているからこぼれた涙です。「優先順位をつけて、これはこんなやり方、こっちはこんなふうにする」それで充分です。パニックになって焦るのではなく、安心して焦りましょう。

 

1月11日(水)更新

受験シーズンです。過去問で勉強するということが多くなります。過去問をするうえで大切なのは「この問題は出ない」ということです。ですから、単純に過去問が出来たということは勉強ではありません。どんな考え方をするのか、何を手掛かりにしていくのかを強く意識したときに勉強になるのです。ある図形の過去問をしてもらって、しばらくしてから、その図形の問題のポイントになる直線を1本消して再びやってもらうとします。単純に過去問をしていた生徒は出来ません。深く考え方を意識していた生徒は、消されている直線に気づいて解くことができます。これが勉強の質の差です。

 

1月4日(水)更新

明けましておめでとうございます。さあ、1年のスタートです。皆さんにとって幸せな1年でありますようにと祈っています。

新年を節目に、誰もが幸せであることを願い祈ります。けれども、願ったくらいで幸せになるものではありません。まず、「自分にとっての幸せっていったい何?」と考えて下さい。それがはっきりしたら、そのためにどんな考え方をすればいいのか、何をすればいいのかを考えて努力していきましょう。その先に皆さんが願う幸せはあるはずです。幸せにしてくれるのは神様ではなくて、実は皆さん自身です。

 

12月28日(水)更新

「夢」という言葉には2つのイメージがあります。1つは“夢をかなえる”という時の「夢」です。“かなえる”と言った瞬間、とても現実的な言葉になります。自分には出来るのかどうか、何が必要か、夢を細かく考えることになります。もう1つは“ふわふわとした夢”です。ただなんとなく、いいなあと思う夢です。出来るかどうかなんて考えずに、思っているだけで幸せという感じです。私は、両方の夢を持っていたいと思っています。人は“かなえるぞ”と前向きになれるときもあれば、力を抜いて楽になりたいときもあります。皆さんがいろんな形の夢をもって、幸せだったらいいなあと思います。

 

12月21日(水)更新

私事ですが、今月は私の誕生日ということで、6歳と5歳の孫から、来年用の手作りカレンダーをプレゼントにもらいました。1月から12月まで絵やちぎり絵など可愛い作品で埋められていました。私が嬉しいのは、このカレンダーを作っている間、おそらく二人の孫は私のことを考えてくれていたということです。私は、人から何かをもらうとき「時間をもらっている」と考えています。何かを買ってくれたのなら、買いに行く時間や何にしようかと考えている時間です。大切な時間を自分のために使ってくれたと思うと、もらった物が何かということに関わらず、ありがたいと思えます。もうすぐクリスマスです。皆さんも「時間をもらった」と思ってみて下さい。幸せな気持ちになれますよ。

 

12月14日(水)更新

人の行動の基本は、その人の中にある“物差し”で決まると思います。国語の問題をする時に、言葉にチェックを入れながら読んでいく生徒もいれば、読むのが嫌ということで本文を読まずに、問題の所だけを見ながらする生徒もいます。こうなると結果を左右するのは国語力ではなく、何を普通と考えるかという“物差し”です。式を書くのが普通という物差しと、面倒だから書かないという物差し。あなたの中にあるのはどっちの物差しですか。1cmのメモリしかない物差しでミリ単位の線は引けません。レベルの高い物差しを心の中に持ちましょう。知人が使っている鍋は25年にもなるのにきれいでした。その人の“きれい”に対する物差しはすごい。

 

12月7日(水)更新

本をたくさん読んでいる人は国語力があると思いがちです。ところがそうとは限りません。たくさん本を読んでいるから言葉もたくさん知っているだろうと思いますが、そうではなかったりします。人は本を選ぶとき、自分の興味に合う本を選び、自分の語感に合った言葉で表現された本を選んでいます。たとえ1か月に10冊読んだとしても、心地よい文章や言葉が水の流れのようにただ脳を流れていくだけなら、読書による快感は得られても国語力や思慮深さには結びつきません。もちろん、力をつける目的で読書をするわけではありませんが、「言葉」そのものを意識しながら読んでもらえたらいいなと思います。

 

11月23日(水)更新

1週間に1回やったくらいで「なかなか覚えられない」という生徒がいます。「じゃあ君は、1週間に1回やったくらいで覚えられる能力を持っていると思っているのか?」と思ってしまいます。「どうやったらこれ覚えられるの?」と聞かれれば「覚えようと思いながら、何回も書く。何回も言う。」と答えます。1回より100回です。成績がいいかどうかは脳の良し悪しというよりも、100回頑張れる根気強さ、忍耐力を持っているかだと思います。3回やったくらいで「だるー」と思うのなら、そう思う気持ちが結果を生んでいるのです。「苦しいけど何回でもやる」そう思えた人にはいい結果が待っています。

 

11月16日(水)更新

生徒と対していて「えっ、そんなことしてるの」と思うことが時々あります。英語や漢字だけでなく社会や理科までも単語帳のようなものを作ってみたり、参考書にやたらとたくさんの付箋を貼っていたり。 “考えてるなあ”と嬉しくなる場面です。もちろんスタンダードなやり方でも、それでしっかり勉強が出来ているのならいいのですが、もし“これじゃだめだ”と思うのなら、何か自分に合ったやり方を考えてほしいと思います。自分にとっての“いい方法”です。勉強のやり方が個性的なのは積極的な証です。

 

11月9日(水)更新

中間テストの結果が良くなかった生徒が「やばい!炎上した」と言って教室に入ってきました。テスト前に“出来る”と油断をしていた生徒でした。良くなかった結果をちゃかしたように言って、駄目だった自分と向き合わないでいたので、わざと不機嫌になりました。「どうしたん?嫌なことでもあったん?」と言われました。しばらくすると、面倒な問題は解答を写していたのでとがめました。ちょっとふくれていましたが、私の不機嫌が自分に向いていると察知してそこからは真剣にやってくれました。授業の終わりに、何が悪いのかを話しました。生徒は「ありがとうございました」と言って帰りました。次の授業が楽しみです。

 

11月2日(水)更新

「いい点を取りたい。だから勉強する。」「別に点なんてどうでもいい。だから勉強しない。」ことの良し悪しは別として、思っていることと行動は一致しています。「いい点は取りたい。でも勉強はしない。」これが一番困ったなと思うことです。前者は、いい自分、悪い自分を意識しやすい状態です。もし悪い自分でも、気づけば何とかなるタイプです。後者は厄介です。「いい点を取りたい」と思った時点で自分をいい人だと思ってしまいます。「でも勉強しない」の部分は何か理由をつけておけば成り立ちます。思ったことと行動を一致させて下さい。意志を持てば出来ます。

 

10月26日(水)更新

先日高1の生徒と、高2になったら文系にするか理系にするかという話をしました。学校で受けた適正テストでは70%が文系で理系への適正は30%くらいでした。ところが、自分が将来やりたいことには理系の知識が必要だということでとても悩んでいました。ハイレベルな数学や理科をすることに対する不安です。でも、「不安だ」ということで可能性を捨ててしまいたくないという葛藤です。人が何に向いているかなど、誰にも分らないと思っています。看護師になりたいと言った人が、本当に看護師に向いているのか?とか。大事なことは“向いているかどうか”ではなくて、明確で揺るがない強い意志を持っていれば“向いていく”ということだと思います。

 

10月19日(水)更新

今、自分は物事の過程の中にいるのか、結果を出す場面にいるのかを考えて下さい。新しいことを学習している最中なのに結果ばかり気にして、答えが合っているかどうかを聞いてくる生徒がいます。学習の最中なら、どんな考え方をすればいいのかとか、何がミスの原因なのかを考えることが大切です。過程の中ではミスさえも自分の力に変えられます。試行錯誤を繰り返すことが良い結果を生み出す過程と言えます。逆に結果を出す場面にいるのなら、言い訳をせず結果を出しましょう。テストや入試に言い訳は通用しません。中間テストが終わったばかりですが、1か月後には期末テストです。十分な過程を経て良い結果につなげましょう。

 

10月12日(水)更新

中学生に質問です。掛け算九九で3の段を言ってみて下さい。中学生にとっては“バカにするな”と言われてしまいそうなほど簡単なことです。ところが今、小学2年生は掛算九九を難しいと感じながら、一生懸命練習しています。ではいつから、どうなった時から、人は難しかったことを簡単と思うようになるのでしょうか。考えてみれば単純なことで、出来なかった時それは難しくて、当り前のように出来れば簡単ということになります。目の前の問題を難しいと思いながら勉強している皆さん。それと同じような問題をやりまくって下さい。そしたら“簡単”と思えるようになるはずです。

 

10月5日(水)更新

算数や数学で、計算が出来るようになると、もう出来るから計算練習はあまりしなくていいと考える生徒がいます。確かに出来ることはいいことなのですが、“出来る”というレベルをもっと上げてほしいと思っています。正確さと速さにこだわってほしいということです。テストの後よく「うっかりミスがなかったら○○点だった」や「時間が足りなかった」ということを耳にします。20問くらいじゃうっかりミスをしない正確さと、いちいち考えなくても機械のように計算できる速さを身につければ、減点がなくなり余分に1問出来るということになります。“出来る”というレベルを上げましょう。

 

9月28日(水)更新

人の考えは、具体的でなくても、ただイメージだけでも成り立ちます。ところが行動はすべて具体的です。せっかく考えたり思ったりしたのに実行出来ないのは、考えに具体性がないからです。「次のテストは頑張ろう」というイメージは簡単に出来ても、何をどう頑張るのかを具体的に考えなければ、思っただけで終わります。「あんなふうになりたい」と思っても、そのためには何が必要でどうしていけばいいのかを考えなくては、ただの夢で終わります。これからの自分について何かを考えたのなら、その考えを具体化しましょう。きっと行動に移せます。

 

9月21日(水)更新

「動ける人は動く。歩ける人は歩く。走れる人は走る。」これは、私が大切にしていることです。人は皆同じではありません。立場や環境や境遇によって、今出来ることに違いが出来てしまいます。ところが、だれもが平等に出来ることがあります。それは、みんながそれぞれの精一杯をすることです。今自分に出来る精一杯をする。動けるなら動きましょう。歩けるなら歩きましょう。走れるなら走りましょう。言い訳をつけてごまかさないで、精一杯をしましょう。

 

9月14日(水)更新

よちよち歩きの赤ちゃんに、お母さんが「行くよ」と声をかけました。赤ちゃんは「う~う~」とか「え~え~」とか言っていました。この時思いました。この赤ちゃんは、言いたいことは言葉としてあるのに言葉が使えないのか、そもそも言いたいことを言葉として考えていないのかと。そして改めて、何かを伝えるとき言葉は大切だなあと思いました。伝えたいことがあるのに伝わらない。もっと違う表現が出来れば・・・とはがゆくなったりします。言葉や表現力を身につけるために、テレビを見るときも、ちょっとだけそんなことを意識してみて下さい。

 

9月7日(水)更新

「困る」ということは、行動の動機になります。例えば、お客さんが来る。部屋が散らかっている。困る。だから片づける。あるいは、夜になる。お腹がすく。食べ物がない。困る。だから料理をする。こんなふうに、人は困ると思うと、嫌だなあと思うことでも頑張ります。では勉強はどうでしょう。今日勉強しなかったとして、宿題の提出でもない限り今日困ることはありません。今日困らないから、勉強をしてなくても何も感じなくなってしまうのです。想像して下さい。1年後に困っているかもしれない自分を。「困る」と思うことは、とても大切なことです。

 

8月31日(水)更新

「十人十色」という言葉があります。個別指導の塾の講師としては常に意識をしています。十人十色ということを当たり前のように思ってしまいますが、「生まれたときは同じ赤ちゃんなのに、なぜ?」と思ってみると、また新しい考えが生まれます。例えば、何か紙があったとして、表側は誰でも目に入りますが、裏側は「裏は何かな?」と思った人だけが見ます。トイレを掃除する時、「もっときれいにしよう」と思った人だけが、もっとゴシゴシとするのです。実はその時その時にどう思うかで、十人十色は出来ていくとわかります。物、人、出来事に対してどう思うのがいいのか、ちょっと意識してみて下さい。気付かなかったことに気づくかもしれません。

 

8月24日(水)更新

もうすぐ夏休みが終わります。体も心も頭も新学期に向けて準備をしましょう。猛暑の中涼しい所で過ごしていた人は、少しずつ暑さに体を慣らしましょう。特に公立中学校は、すぐに体育祭の練習が始まります。熱中症にならないように、少しずつ汗をかくことに慣れておいて下さい。のんびりゆったり過ごしていた人は、タイムスケジュールを作って、時間に追われるという準備をしましょう。勉強では、もう一度これまでの確認をしたり、2学期にするところの教科書を読んだりしておきましょう。いい準備をして、いいスタートをして下さい。

 

8月17日(水)更新

夢を持ったら、それだけで夢がかなうような錯覚をする生徒がいます。思っただけでそうなればいいという願望が、そんな気にさせているのかもしれません。でも、そんなことがある訳がありません。夢を持った人が最初にしなければいけないことは、今の自分と向き合うことです。何が足りていて何が足りないかをきちんと見つめましょう。そして、夢をかなえられる自分を作るにはどうすればいいのか考えましょう。今オリンピックでは、その場を夢見て頑張ってきた選手達がたくさん活躍しています。皆さんもそうなることを願っています。

 

8月3日(水)更新

100問の問題があるとしたら普通いやですね。夏休みの宿題をまだたくさん残している人はそんな心境でしょう。嫌だと思ってしまっては気が乗らないので、思い方を工夫しましょう。100問を50問ずつに分けます。前半の50問は感情を入れず、機械のように淡々とやりましょう。「終わらない訳はない。1問1問やっていけば、必ず終わる。」そう思ってやって下さい。穴を掘る生き物は淡々と穴を掘ります。大変だなあという感情を持たずに。それを見習いましょう。後半の50問は、やってきた数のほうが多くて残りがどんどん減っていくことを楽しみながらやりましょう。「残り10問」のように終わりが見えてきたとき、気持ちいいですよ。

 

7月27日(水)更新

テレビで熊本地震についての番組を見ていたら「がれきの中に咲く花から元気をもらった。」という人が紹介されていました。東日本大震災の時も、まったく同じことをたくさんの人が言っていました。人には感情があり表情があり言葉があります。それはとても豊かなことだと思います。ところが、そのせいで傷つけたり悲しんだりもしてしまいます。花には感情も言葉もありません。発芽の条件、成長の条件が揃いさえすれば、ただ淡々と花を咲かせます。たとえがれきの中だろうと文句も言わず咲いている花を見ると、見習わなくてはいけないなあと思います。

 

7月20日(水)更新

いよいよ夏休みです。先日ある生徒に「勉強やった時は、ちゃんと親にアピールしな」と言いました。親は子供がテレビを見たりくつろいでいたりすると「勉強やったの!」「宿題したの!」と言いたくなります。ですから、頑張った時は「今日は○○やったよ」とか「○○出来た」とか言えば、安心してくれます。そうなれば、テレビを見ていても口うるさくはなりません。親に言われる前に勉強しましょう。そしてそれをアピールしましょう。そうすれば、楽しい夏休みになるはずです。

 

7月13日(水)更新

もうすぐ夏休みです。「計画を立てて勉強しましょう。」と言われます。夏休み全体の計画。1日の過ごし方の計画。計画を立てるのは大事なことです。でも本当に大切なのは、計画通りにいかなかった時の気持ちの持ち様です。計画通りに生活が出来る人はそうはいません。2~3日計画が崩れると、「どうせ駄目だ」とばかりに計画そのものを投げ出してしまったり、自分は駄目な人間だと落ち込んだりします。そういう時は「1日のうちで、これが出来ればいいさ」くらいに、力を抜きましょう。力を抜くことが、崩れた自分を修正する力になるということがあります。

 

7月6日(水)更新

ようやく高校生たちの期末テストも終わろうとしています。全体的な印象ですが、説明をさせたり理由を書かせたりという問題が増えてきているように思いました。ですから、単純に語句を覚えたり計算が出来るようになったりするだけでは対応出来なくなってきています。“テスト1週間前だけ頑張る”が通用しなくなってきています。“勉強をする”ということの考え方を変えましょう。「その日に習ったことをその日に勉強しておく。」テスト1週間前を頑張ったと言うのではなく、日常を頑張れる人になりましょう。その努力をした人には、いい結果がついてきます。

 

6月29日(水)更新

皆さんには、生き生きとした自分でいてほしいと思っています。あれが出来ないこれが出来ないというのではなく、あんなこともこんなことも出来たと輝いていてほしいと思っています。そして、そのための大切な考え方が「自己ベスト」です。人はそれぞれ環境も状況も違います。「今、この環境この状況の中で自分は出来るだけのことをした。ベストを尽くした。」こうしていくことが、困難な中でも生き生きと生きていくことだと思います。何かのせいにして生きるのは楽かもしれません。でも楽しくはありません。「自己ベスト」はいつでもだれにでも出来る生き方だと思います。

 

6月22日(水)更新

常識というのは時代とともにどんどん変化しています。友達と電話で話したければその子の家に電話をして、親が出れば「○○さんはいらっしゃいますか?」と言って気を使っていたのに、今は直接携帯に電話をするのが常識になりました。何かを調べるのも、図書館に行って本を引っ張り出していたのに、今ではスマホを使って指1本で調べるのが常識になろうとしています。これだけ変化している世の中で、勉強については何も変わっていません。「理解して練習して身につける」という常識が変わることはありません。簡単に勉強が出来るようになる方法はありません。勉強と向き合って力をつけて下さい。

 

6月15日(水)更新

漢字や英単語が書けない。社会や理科の言葉が言えない。こんな時「全然覚えられへん」と言います。そしてその原因は“頭が悪いから”と思ってしまいがちです。ちょっと待って下さい。覚える努力をどれだけしましたか?何回か書いた。何回か読んだ。こんなことは努力とは言いません。“覚えるまで書く。覚えるまで読む”でなければなりません。そもそもあなたの“覚える”は「覚えられたらいいなあ」「覚えよう」「覚えなければならない」のどれですか?絶対に覚えないといけないものは紙に書いて目につく所に貼ったり、ご飯の前と後に覚えているかどうか言ってみたり、自分にできる精一杯の努力をしましょう。勉強が出来ないとしたら、それは思いと努力が足りないのです。頭が悪いわけではありません。

 

6月8日(水)更新

中間テストが終わって、ほっとする間もなく期末テストです。テスト範囲は狭いだろうと油断していませんか?もし予想通り狭いとして、その範囲の中から100点分の問題を作る先生の側から考えると、細かなことまで問題にしたくなるはずなので、かえって難しくなるかもしれません。“期末は頑張ろう”と思っている人。今から具体的に何をどうするのか考えて、今すぐ具体的な行動を起こしましょう。“頑張ろう”と思うだけなら誰でも出来ます。でも実際に行動しなければ結果は出ません。あなたの“頑張ろう”には行動が伴っていますか?

 

6月1日(水)更新

“変化に気づく”“ミスに気づく”。「気づく」という能力はいろいろな場面でとても大切です。“気づいてさえいれば”などということもよく耳にします。では、気づくために必要なことは何でしょう?それは「気にする」ということです。気にしているから気づくのです。“こんなこと言ったらどう思うかなあ”と気にするから表情の変化に気づくし、“間違ってないかなあ”と気にするから自分のミスに気づくのです。時として「気にする」はマイナスのイメージで捉えられます。“あんた気にし過ぎやで”のように。でも、気にしなければ気づけないのだとしたら、大切な場面ではどんどん気にしましょう。そして、気づきましょう。

 

5月25日(水)更新

独創的なもの、今までに見たこともないようなもの。ただ“変わっている”というのではなく、その独創性が世の中に受け入れられたとき、その物は高く評価されます。例えば、ピカソの絵。一見子供の絵のように見えるのに、ものすごく評価されています。このように独創的でありながら評価されている人を見ていると、ほとんどの場合、基礎がしっかりできているとわかります。驚くほどに基本が出来ていて、そのうえに独創的な発想があるのです。今皆さんがしている勉強も何年か後の自分の基礎です。何のためになるかは分りません。でも何かのためになるなら、しっかりやっておきましょう。

 

5月18日(水)更新

テスト週間です。いろいろな生徒がいます。「とりあえず90点以上が目標」という子。「勉強嫌やー。やりたくないー」と言いながらも「でもやらなあかんしー」と授業の後自習をして帰る子。「6月にサッカーの試合を見に行きたいし、中間でそこそこ点取らんと親がいいって言ってくれない」という子。勉強に対して理想的な動機や姿勢でなくても、やっている生徒を見ると応援したくなります。“しんどい”とか“面倒”という気持ちに負けないで「がんばれー!」とう気持ちです。

 

5月11日(水)更新

私の家の窓から大きな柿の木が見えます。うす緑色の葉が茂って枝が隠れてしまうほどになってきました。1か月前には枝の先の辺りにちょろちょろと葉が揺れているくらいの可愛らしさでしたが、今は堂々としたものです。もし柿の木を1日中見ていたとして、朝と夕方の違いに気づく人はいないでしょう。昨日と今日の違いさえ分からないかもしれません。でも、1か月前とならはっきりとその成長が分かります。柿の木が成長しているという事実は1つなのに、視点を変えると感じ方は変わります。いろんな視点で考えることの大切さを教えてくれます。

 

4月27日(水)更新

私は授業中ときどき、ホワイトボードに直径10cmくらいの円を地球として書いて、“国際宇宙ステーションはどの辺を飛んでいるでしょう?”とか、“月はどの辺にあるでしょう?”と聞いて書いてもらいます。国際宇宙ステーションの高度は約400kmで、地球から月までの距離は約38万kmだという知識があったとしても感覚的に理解している生徒は多くはいません。実は地球を10cmくらいに書いたとき、宇宙ステーションは地球から約3mmのところにあり、月は約3m離れたところにあります。理科や社会を学習する時、ただ数字や出来事を覚えるのではなく、イメージをしながら学習すると興味の度合いが変わります。どうせ勉強するなら、面白いと思いながらしたいですね。

 

4月20日(水)更新

1年間頑張る。1か月頑張る。1日頑張る。頑張りやすいのはどれですか?当たり前ですが“1日頑張る”ですね。こんなことが1か月も続くのは嫌だけど、今日1日だけなら頑張れるという感じです。山登りをしていてしんどくなった時、「もうちょっとで休憩場所だから、そこまで頑張り」などというのも、短期間なら頑張れるという心理を利用しています。そしてこの時、休憩が終わればまた山道があることを一瞬忘れさせてくれます。先の見えないこと、長期間頑張らないといけないことがあるとき、自分で休憩場所を作りましょう。そして休憩場所まで頑張りましょう。何回休憩しても最後はちゃんとたどり着きます。

 

4月13日(水)更新

人の記憶には限界があります。ですから脳の記憶の部分は大切に使いたいですね。例えば、歴史のペリー来航の場面で「幕府は、再び来航したペリーと日米和親条約を結び、下田と函館の2港を開き、アメリカ船に食料・水・石炭などを供給することを認めました。」とノートにまとめると、59文字書くことになり、59文字記憶することになります。これを「ペリー・日米和親条約・下田と函館・物資供給」とすれば18文字の記憶になります。残り41文字分は、別のことの記憶に使えるわけです。人が文章をそのまま記憶しようとするのはスピーチのときくらいです。ですから、ノートまとめをするような時は、出来るだけ要点をまとめるようにしましょう。

 

4月6日(水)更新

高校3年生と進路について話をしました。その子は特になりたいものはないと言い、お母さんは将来ある職業になってほしいと提案しています。その子はその職業について、嫌ではないけどなりたいわけでもないと悩んでいました。私はその職業について知っていることがあったので、いい所と大変な所を話し、また、その子の考え方や性格について日頃感じていることも話しました。「自分のことなのに自分ではわからないことがあるから、人から言ってもらえるのは参考になる」と言っていました。「最後は自分で決める」と言った表情を頼もしく感じました。

 

3月23日(水)更新

結果を出そうともがいている人がいます。結果を出さなければというプレッシャーと闘っています。結果を出してくれて、うれしい顔が見られたらいいなあと思っています。でも、もしかしたらうまく結果が出せないかもしれません。結果を出せない自分を責めてしまうかもしれません。そんな時、私は「自分を責めないで」とは思いません。実は、そうやって自分を責めている姿はとても尊いと思っています。そういう人は、明日につなげる力を持っています。ですから駄目だなんて思わずに、自信をもって前を向きましょう。今日がだめでも、明日結果が出るかもしれません。

 

3月16日(水)更新

今日は公立高校の合格発表がありました。合格したみなさん、おめでとうございます。これで今回の入試については一段落です。私学に合格した人、公立の前期で合格した人、今日中期で合格した人。みんな幸せになりました。そしてこの幸せがいつまでも続いてほしいと思っています。ただし、幸せのカギを握っているのは皆さんそれぞれです。入学式まで遊んでしまうのか、コツコツ準備をしておくのかで幸せの度合いは変わります。この先自分の人生を幸せにするかどうか、自分の努力で何とかなることなら何とかして、幸せをつかみとって下さい。

 

3月2日(水)更新

平常心という言葉は、何か平常ではいられないような時に使われます。「大変だとは思いますが、平常心でのぞみます。」というように。ところが、これまで何の困難もなく生きてきたとしたら、初めての大変さに動揺し、うろたえてしまいます。つまり困難を乗り越えてきたからこその平常心なのです。受験生のみなさん。これまで自分が乗り越えてきた困難を思いかえして下さい。あんなことも、こんなことも乗り越えてきた。だから受験だってきっと乗り越えられる。頑張ってきた自分を信じて、平常心でのぞみましょう。

 

2月24日(水)更新

公立高校の前期選抜の合格発表がありました。合格した皆さん、おめでとうございます。そして、合格とはならなかった皆さん、気持ちの切り替えは出来ましたか。中期選抜まであと12日です。ショックから立ち直るために時間をかける余裕はありません。こういう時は“えいっ”という気持ちで無理やりでも切り替えなければなりません。人生の中のたった12日です。この12日間勉強をやりまくって下さい。“がんばる”なんていう弱い気持ちではなく、“合格してみせる”という攻めの気持ちで立ち向かいましょう。そこには、生き生きとした自分がいるはずで、強い自分になっているはずです。

 

2月17日(水)更新

大根を1本買ってくると、茎の所を2cmくらい切って水栽培にします。3日もすると切り落とされた茎の付け根から新しい葉が出てきます。切り落とされてもまだ生命力を持っている大根の葉を見ると、ちょっと幸せな気分になります。もうすぐ春です。たんぽぽを1輪見つける幸せ。満開の桜を見る幸せ。小さな公園で遊ぶ子もディズニーランドで遊ぶ子も、笑顔があれば幸せです。1皿のたこ焼きにもレストランのディナーにも幸せはあります。実は、幸せはどこにでもあるものです。ですから私たちはいろんなことから幸せを感じる感性を磨きたいですね。

 

2月10日(水)更新

今日が私立高校の入試で、来週には公立高校の前期選抜があります。中3の生徒にアドバイスするのは当たり前ですが、中2の生徒にも“来年の今頃は”という話をしています。ついでに私は生徒一人一人の1年後を想像してみます。想像の物差しになるのは、この1年どうだったかということです。この1年の生徒の変化で1年後を考えてみて、いい感じに想像出来る生徒はいいのですが、“やばい”と思う生徒もいます。変化させなければいけません。変化には刺激が必要です。おだやかな刺激。激しい刺激。どんな刺激がいいのか、また考える1年です。

 

2月3日(水)更新

受験が近づいてきました。期待もありますが不安も出てきますね。不安に思い始めるとどんどんその気持ちが増してきて、どうしたらいいのか分らなくなってしまうこともあります。自分が今どうしたらいいのか分らないのなら、思いつくことを手あたり次第やってみましょう。目の前に過去問があるなら1問やってみましょう。人には“考える”というとても大切な能力があります。でも考えすぎて、どうしたらいいのか分らなくなったのなら、考えるのをやめてただ単純に行動を起こしましょう。行動の中から“解決”が生まれることがあります。

 

1月27日(水)更新

私立高校や公立の前期選抜までもう少しです。面接や作文がある所もあります。高校の側からポイントを考えると、“この生徒はうちの高校に来て頑張れる生徒かな”ということになります。自分の考えをしっかり持って、単なるイメージではなく具体的な言葉で言えた時それは伝わります。どんなにきれいな言葉でいいことを言っても、それが誰でも言える言葉なら、あなたの考えとしては伝わりません。自分だから言えることを言いましょう。そしたら“この生徒はうちの高校に来ても大丈夫”と思ってもらえます。

 

1月21日(水)更新

突然ですが、イモムシをある視点から考えてみます。イモムシはどうして蝶になるのでしょうか?イモムシはある植物の葉しか食べません。自分のいる所の葉を食べつくしたからといって、次から次へ葉を渡り歩くほどの行動力もありません。そこで蝶に変化して餌を探す行動力を得るのです。でも人間はどんなに生き方を変えたくても体は変化してくれません。行動力のある人になりたくても羽は生えません。その代わり人間には考えや意志を持てる脳があります。ひとつのことをプラスにもマイナスにも考えられる自由な脳です。自分をあらゆる方向から考えて、なりたい自分になれるように努力して下さい。

 

1月14日(水)更新

私の周りに大きく変化しようとしている子がいます。これまでずっと思うようにならなくてもがいていましたが、変化を見せてくれています。そして、人が変化するには必要なものがあることにも気づかされました。一番には本人の強い意志。そして、変化を後押ししてくれるきっかけ。例えば、新年とか新学期。それから、その人を絶対に見捨てないで支える人。受験シーズンです。変わらなきゃと思っている人。大丈夫。変われます。周りにいる人は、信じて支えましょう。目に見える出来事にうろうろしないで、「大切なことは何?」と考えて下さい。きっと良くなります。

 

1月7日(水)更新

明けましておめでとうございます。今年も皆さんの笑顔を1回でも多く見られますようにと願っています。・・・私は笑顔が大好きです。昨日もたくさんの笑顔を見せてもらいました。自信なさ気にやった問題の答えに「合ってるよ」と言ったとき。普段算数をしている生徒に、息抜きで社会の問題を言って答えられたとき。高校生が難しい問題と向き合って、「すっきりしたいしやる!」と言うので説明して、わかってくれて出来たとき。とてもいい笑顔でした。不安や予想外のことや困難と向き合って、それを乗り越えたときの笑顔は輝いています。