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教務部長からの一言宇治市の個別指導の明塾 宇治/城陽/久御山 無料体験実施中!無料送迎致します!小学生・中学生・高校生対象 

教務部長からの一言

 

mashiko
気づかせる教育

問題の意味を理解する力、問題の言葉から考えられる知識を頭の引き出しから出す力、引き出した知識を組み合わせて問題を解く力。この3つの力を付けるのが「気づかせる教育」です。
「この問題が出来るか」が大切なのではなく、そのような問題が出たときに、自分で考えを作って解けるかが大切です。

 

~生徒のみなさんへ~

テストのときには、お父さんもお母さんも友達も塾の先生も、何の役にも立ちません。頼りになるのは自分だけです。難しい問題があったとき、努力をしてきて考える力のある自分と、あまり勉強をしていなくて考える力のない自分と、どっちが頼りになりますか?困ったときに頼りになる自分になりましょう。

 

9月19日(水)更新

昨日買い物をしていたら、石川県産の甘えびがとても安く売っていました。1パックにたくさん入っていて税抜き298円でした。すごく得をした気分で買って帰りました。ところが、塾から帰って、夜、食べるために甘えびの頭を外して殻をむきながら、この甘えびたちは1匹いくらなんだろうと考えてしまいました。甘えびは全部で、ちょうど40匹でした。計算すると1匹約8円です。買った時は安さを喜びましたが、殻をむきながら、“1匹8円の命”と妙なことを考えてしまいました。人間の“経済”がつけた価値が“値段”です。本当の価値は値段じゃないところにあるなあと考えたりしていました。

 

9月12日(水)更新

日曜日、京都府マーチングコンテストを見に行ってきました。中学校と高校の吹奏楽のマーチングです。演奏をしながら行進をして、隊列変換やダンスパフォーマンスもあり、見ていてとても楽しめました。だだ、演技をする生徒たちは歩調を完全にカウントしながら動いているわけで、たった一人の1歩のミスが演技を壊してしまうわけですから、相当の緊張感の中でしていたと思います。普段見ている生徒の顔とは違う顔がそこにはありました。私はそれを見るのが好きです。学校の顔、家の顔、塾の顔、部活の顔、みんながたくさんの顔を持っています。ですから、少しでも多くいろんな顔を見ることが出来たら、その人をより理解できると思っています。

 

9月5日(水)更新

ときどき趣味で走っていますが、夏休み中は時間がなくて走るのをやめていました。何もしないのもつまらないので、走る代わりに、短時間で出来る体幹トレーニングを毎日していました。夏休みが終わってまた走り始めましたが、以前より調子よく走れているような気がします。「時間がないから何もしないんじゃなくて、何か出来ることを考えてする。」これが大切だということを、身をもって感じています。1時間かけてする勉強もあれば、5分で出来る勉強もあります。時間がない時でも、何かをしましょう。必ずいいことがあります。

 

8月29日(水)更新

叱られる人の気持ちから、叱り方について考えてみます。叱られる人は、やってしまったことについて叱られるのは、仕方がないと思っています。でも、やってしまったことだけではなく、自分自身まで否定されると、「なんでそこまで言われなあかんの!」となって、素直に叱られる気になれなくなってしまいます。ですから、出来事を叱るようにして、人自身は否定しないようにしなければなりません。「嘘をつくのは、あかんよ。」は、出来事を叱っています。ところが、「あんたは、嘘つきやしあかん。」は、“あんた”自身を否定しています。主語が、出来事か人かの違いです。叱られる人は、感覚的にこの違いを察知して、素直に叱られたり、反発したりするのだと思います。人としては認めながら出来事を叱るということが大切です。

 

8月22日(水)更新

1985年に公開された「ベスト・キッド」という映画を久しぶりに見ました。高校生が空手家の老人と出会い成長していくというストーリーです。高校生は老人に空手を教えてもらうことになるのですが、まず老人が高校生にさせたのが、車のワックスがけです。何台もの車にワックスをかけさせますが、老人は、ワックスをかける腕の動きを教えます。実はこの腕の動きは、空手の防御の動きになっていて、たくさんの車のワックスをかけ終わるころには、防御の動きが身についているという具合です。30年前にこの映画を見た時、「関係ないと思うことから何かを得る」ということを考えるようになりました。関係があることから得られることは、今の自分の範囲内のことです。自分の殻を破ろうとする時ヒントになるのは、関係ないと思っていたことだったりします。興味がないと思うことや関係ないと思うことにも、気持ちを向けてみましょう。

 

8月8日(水)更新

ベトナムから日本に来たという18歳の少年と知り合いました。今、日本語学校に通っていて、将来は日本の大学に進学したいそうです。日本語や日本のことを学ぶために、私に「私は、先生とたくさん話したいです。」と言って、いろんなことを話してきます。ベトナムには両親と弟が2人いること、家族のことを考えるととても寂しいこと、でも将来は日本に住みたいことなど、覚えたての日本語なのに、よくわかるように話してくれます。私が知らない感覚の経験をしてきているこの少年から、何かを感じ取りたいと思っています。

 

8月1日(水)更新

私は40年前に、福島県の高校を卒業して京都に来ました。これだけを聞けば、京都に来るのが夢だったように思うかもしれません。でも本当の夢は他にあって、高3の夏にその夢を諦めて、そして京都に来ることにしました。夢を諦めて次のことを考える時、「諦めたことを納得できるだけの次のことを探そう」と思いました。当時、福島から京都に来る人はそう多くはなくて、“京都に来る”ということに、「次のこと」の価値を持たせていました。次のことに価値を持つことが出来たことで、夢を諦めたことにこだわらないで、次のことに集中出来ました。もし何かを諦めるようなことがあった時、「次のことに価値を見つける」ということをして下さい。

 

7月25日(水)更新

連日すごい暑さです。先日、自転車大好き少年と話をしていて、この暑さでは、自転車に乗るのも大変だということになりました。今、もし自転車に乗りたいなら朝5時です。日の出がちょうど5時くらいで、この時間ならなんとか涼しさを感じられます。「まだ人の少ない時間に自転車で走って、帰ってからシャワーで汗を流して1日が始まるなんていうのもいいんじゃない!」という話をしました。そのために夜9時くらいに寝てみる。これくらい大胆な発想でもして、夏休みを楽しみましょう。

 

7月18日(水)更新

猛暑、酷暑が続いています。私は熱中症について生徒と話す時、「頑張らないように!」と言っています。今の暑さは、頑張って何とかなる暑さではありません。学校の先生など、子供に関わる大人達が、みんな熱中症に対する正しい知識を持っているわけではありません。熱中症にならないための知識。子供たちの症状から程度を判断する知識。なってしまった時の応急処置の知識。子供に関わる大人達は、持っておくべきだと思いますが、必ずしもそうではありません。だとすれば、自分の身は自分で守らなければなりません。生徒達には、「先生にしんどいって言っても聞いてもらえない時は、倒れなさい。それくらいのことをしてでも、自分を守るように。」と言っています。命以上に守るべきルールも価値観もありません。

 

7月11日(水)更新

「休憩に勉強しな!」私がこう言うとほとんどの生徒があきれ顔になります。ガーっと勉強して休憩で資料集でも見る。「休憩で資料集なんて見たら休憩にならないよ」と言われます。私は、陸上競技のインターバルトレーニングをイメージしています。例えばトップスピードで200m走り100m歩く。100m歩くことは、止まっている人からすれば運動ですが、トップスピードで200m走った人にとっては休憩になります。「勉強が出来るようにはなりたいけど、特別な努力はしたくない」生徒たちの本音ですが、なかなかそうはいきません。もうすぐ夏休みです。今より少しだけ特別な努力を考えてみて下さい。

 

7月4日(水)更新

山に登る時、その山がどんな山か知らないで登る人はいません。高さは何mか、ルートは険しいのか緩やかなのか。それによって、心構えも必要な体力も準備するものも違ってきます。受験はこれと同じです。自分が目指す学校がどのレベルで、どんなことが出来なくてはならないのか、知らない訳にはいきません。もし知らないでただ頑張ったとして、その頑張りが目標に届かないものなら、意味のないものになってしまいます。目標とするものがどんなものなのか、しっかりと見て下さい。そして自分がそこにたどり着くための工程表を作って下さい。そのうえでの頑張りなら、結果につながるものになります。

 

6月27日(水)更新

“捨てられるための物を作る仕事”ということを考えたことがありますか?例えば扇風機を買ったとき、箱から出して新しい扇風機に目をキラキラさせたりします。そして、箱や梱包材はごみとして捨てられます。扇風機を作っている人は、人から喜ばれるものを作っているのに対して、箱や梱包材を作っている人は、捨てられるための物を作っています。でも私は、箱や梱包材をよく見ます。箱は、どんなふうにカットすれば効率的で強度があって資源の無駄にならないか、計算されているなあと感心します。梱包材も捨てられることを想定して、環境やごみ処理のことまで考えられていたりします。 表向きには注目されにくい仕事でも、すばらしい仕事があります。

 

6月20日(水)更新

高校の生物基礎では、今、遺伝子の学習をしています。DNAの構造や働きの学習です。ヒトの細胞の大きさは0.01~0.03㎜で、その中の“核”というものの中にDNAはあります。そんな小さなものの中にあるDNAの長さは2mもあります。そして、一人のヒトの細胞の数は60兆個なので、一人のヒトのDNAをつなぎ合わせると120兆m、つまり1200億㎞になります。地球から太陽系の一番外側の海王星までが44億㎞ですから、想像もつかない長さです。宇宙でも人の体でも、見えないものの世界のすごさを思うと、見えている世界というものが、いかに普通であるかと思わされます。

 

6月13日(水)更新

もし“7月1日までに提出して下さい”という文書があれば、多くの人は、まだ半月あるから急がなくていいなと思います。ところが、“あさってまで”と言われれば、明日提出しておこうという気持ちになります。ある程度の制限や縛りがあるということが、しなければいけないという動機になるということです。2週間後にワーク提出というような課題があるとしたら、余裕があると思うのではなく、いつまでにどこをするかを決めて付箋を貼ったりして、そうしなければならないというように自分を縛って下さい。なまけてしまいそうな自分をコントロールしましょう。

 

6月6日(水)更新

テレビのクイズ番組を見ていて、分からなかったことが分かった時、「なるほど、そうか」という満足した気持ちになります。クイズ番組ならこれで十分ですが、勉強となると、分かったことに満足していてはいけません。それではテストで結果は出せません。数学の問題で、どうしてそうなるのかが分かったとしても、その問題が解けるということではありません。社会の歴史や地理のことが分かったとしても、テストの問題で答えが書けるかどうかは別のことです。“テストで結果を出す”という視点で考えると、分かったということに満足してはいけないと気づきます。「わかった」ではなくて「出来た」ということが大切です。

 

5月23日(水)更新

高校の多くは今、中間テスト中です。午後から授業をした生徒が2人、そのまま夜10時半まで教室に残って勉強をしていました。本当は、テスト直前にここまで頑張らなくてもいい状態を日ごろから作っておいてほしいのですが、そうは言っても現実は理想通りではないので、一生懸命やるということになります。私は他の生徒の授業をしながら、2人の様子を見ていました。覚えなくてはいけないことを何回もノートに書いたり、ワークをコピーして同じ問題を2回やったりしていました。最後には「やったー!出来たー!」と満足そうでした。その生徒にとって今出来る精一杯のことをしている姿でした。

 

5月16日(水)更新

テストを想定した勉強って、いったい何でしょうか。テストは何が出るか分からないのに、何をすればいいのでしょうか?答えは「全部自分で言えること」です。例えば歴史の開国の場面なら、「もともとアヘン戦争で大きな中国が小さなイギリスに敗れるっていう背景があってなー、そのころアメリカも中国と貿易をしたがってたんやんかー。」というようにぺらぺらとしゃべれる。理科の炭酸水素ナトリウムの熱分解なら、実験の図を自分で書いて、実験結果や実験で注意することとその理由も言える。そういう自分になっておくことがテストを想定した勉強です。「そんなのテスト前に出来るわけないよ。」と思いますよね。そうです。テスト勉強は、テスト1週間前にすることではなくて、日ごろからしておくものだとわかるでしょう。

 

5月9日(水)更新

もうすぐ中間テストです。よく、「頑張れば、自然と結果はついてくる。」と言われます。確かにそうかもしれません。でも、頑張ったのに結果がでなかったとも聞きます。「頑張れば」という言葉に問題があります。例えば、学校の課題や提出物を頑張ったとしましょう。これを“頑張った”というのなら、結果は出ません。課題や提出物は、勉強が出来るようになるために、内容ごとに分かりやすいように作られています。ところがテストは、内容をばらばらにされたり、ひっかけのような表現をされたり、つまり、分かりにくいように作られています。学校の課題や提出物は出来るだけ早めに終わらせて、テストを想定した勉強をしましょう。そのことを、「頑張れば」といいます。

 

5月2日(水)更新

きのう今日は連休の谷間です。塾はいつも通りの風景で、子供たちは勉強をしています。テレビからは駅や空港の様子が流れ、みんな楽しんでいるように思いますが、生徒たちのほとんどは普通です。「なーんにもない!映画見に行くくらいかなあ。」とか言っています。講師としては、勉強もしてほしい。でも、せっかくの連休だから、楽しいこともあるといいなあと思っています。連休の後半です。楽しいことを見つけて下さい。

 

4月25日(水)更新

誰もが、きれいなものがいいと思っています。何か物を買う時は、どっちがきれいかなと商品を見比べますし、買った後は汚さないように気をつけます。台所がいつまでもピカピカなのがいいことなのは、みんなが思うことです。ところが、きれい過ぎることにも一つだけ欠点があります。それは、些細な汚れがとても気になってしまうことです。気にしなくてもいいくらいの汚れが気になってしまう。きれいということが理想だとして、理想通りに生きることはなかなか出来ません。自分ひとりで生きているわけではないですから、なおさらです。そんな時「そうだよねー」と、気を楽にするのも大切なことです。

 

4月18日(水)更新

子供たちは、学校に対しても、家族に対しても、あまり本音を話していません。生徒たちは私に、いろいろなことを打ち明けてくれます。子供の視点で言い当てていると思うことや、大人として考えさせられることなど、たくさんあります。でも、子供たちは言いません。諦めがあります。大人が描く子供の姿から外れたとき、何か言われるんじゃないか、がっかりさせるんじゃないか、という思いがあります。本音を言ってもらわなければ解決しないことがあるなら、本音を言ってもらえる大人になる必要があります。子供を認めましょう。いいとか悪いとか判定を下す前に、話をする子供を認めましょう。ちゃんと話を聞いてくれる大人になら、子供は話し始めます。

 

4月11日(水)更新

多くの生徒にクラス替えがありました。生徒たちにとってドキドキする出来事です。「仲良しグループの中で、自分だけ違うクラスになった。」とがっかりしている生徒がいました。がっかりしている顔を見るとかわいそうでした。何とかしてあげたくても、誰もどうすることも出来ません。事実を変えられないなら、気持ちを切り替えるしかありません。新しいクラスで、誰かと話しましょう。話すのが苦手なら、何かを聞きましょう。もし優しく答えてもらえたら、「ありがとう」って言ってみましょう。その子が友達になるかもしれません。一人、友達ができたら、そこから広がるかもしれません。新しい友達が出来るチャンスです。

 

4月4日(水)更新

“食べない”じゃなくて、1口。“歩かない”じゃなくて、1歩。0じゃなくて、1。0と1の違いはたったの1ですが、とても大きな違いがあります。0は、5を掛けても100を掛けても、どんなに大きな数を掛けても0のままです。ところが、1は5を掛ければ5になるし、100を掛ければ100になります。1は可能性が無限大です。4月になりました。もうすぐ高校生になる生徒が少し不安気に「わくわく、ドキドキ。」と言っていました。私は「初めから100じゃなくていいよ。最初は1でもいいよ。そこから、だんだん広がればいいから。」と言いました。

 

3月28日(水)更新

“肉じゃが“を作るのにレシピを見ます。材料を見ると「牛肉・酒・しょうゆ・砂糖・みりん・じゃがいも・玉ねぎ・だし昆布」と書いてあります。その時「あっ!しょうゆがない!」となれば、肉じゃがは作れません。勉強はこれと似ています。「3㎞の道のりを0.5時間で走る人の速さは、分速何mですか」という問題を解く材料は、「道のり、速さ、時間の関係・㎞とm・時間と分」の知識です。この材料が頭の中に揃っていれば解くことが出来ます。材料が欠けていれば出来ません。台所にいろんな材料があれば、いろんな料理が出来るのと同じように、頭の中に、問題を解くための材料をたくさん入れておきましょう。

 

3月21日(水)更新

もし今、遠洋漁業の漁師と出会ったとしたら。同じ漁師でも、小さな漁村で小さな船で魚を取っている青年なら。どちらにしても、私には知らない世界の人たちです。きっと驚くようなこと、考えさせられるようなことがたくさんあるのだと思います。たとえ似たような境遇の人だったとしても、してきたことや考えていることは違うかもしれません。人と出会って関わったり話をしたりするということは、自分の価値観や考えを変えてくれたりもします。時間と空間が作り出した偶然の出会いで知り合った人が、自分にとって大切な人になることがあります。もうすぐ出会いの季節、4月です。よい出会いがありますように。

 

3月14日(水)更新

人は何かを記憶する時、それをいつまで記憶しておくかをあまり意識しないで考えていることがあります。買い物で、牛乳を買うのを忘れないように覚えとこうという時、いちいち買い物までは覚えとこうなどとは思いませんが、買い物まででいい記憶の仕方をします。次のテストまで覚えておけばいいというくらいなら、やはりそんなに意識をしないで記憶をしています。ところが、ずっと覚えておかなくてはいけないものとなれば、意識しないわけにはいきません。どうすればそれだけ長く覚えておくことが出来るのかを考える必要があります。ずっと覚えておこうと強く意識して、そうなる工夫を考える。これが忘れない記憶の第1歩です。

 

3月7日(水)更新

今日は公立高校の中期選抜でした。それぞれが力を出し切って、合格してくれたらと祈っています。「合格したよ」と知らせてもらえることは、私たちにとっての一番の喜びでもあります。そして今日からは、中3生がいなくなった教室で、中2の生徒を相手に、新たな気持ちで、その生徒たちの1年後を思いながら授業をしました。すべての生徒ひとりひとりに何をしてあげるのが一番いいのか、それを考えるための、今日は私たちにとってスタートの日です。

 

2月28日(水)更新

力以上のことを求められればプレッシャーになります。“出来なかったらどうしよう“と不安にもなります。逆に“どうせ出来ないよね”なんて思われるのは悔しいですし、自分がそう思って諦めてしまっては、力は出せません。何かをしようとするとき、こんなふうに感情が先に出てしまうと集中力を欠くことになります。今日自分が出来ることは、今自分に出来る精一杯のこと以外にありません。周りからどんなふうに思われようと、自分の気持ちが期待や不安でどれだけ揺れようと、今出来ることに変わりはありません。自分自身に集中して、今自分に出来る精一杯のことをして下さい。そして、何か出来たことがあれば、自信につなげましょう。公立高校中期選抜まであと1週間です。頑張ってください。

 

2月21日(水)更新

鉄は磁石につくのに、どうして他の物はつかないのでしょうか?実は、いろいろな物質の中には、とても小さな磁石(正体は電子)がたくさん入っています。この小さな磁石たちはバラバラな方向を向いているので、N極とS極が打ち消し合って磁石にはなっていません。ところが、鉄は磁石が近づくとバラバラに向いていた小さな磁石を同じ方向に向けるので、鉄自身が磁石になります。だから磁石につくのです。他のほとんどの物質はバラバラを向いたままなので磁石にならず、だからつかないのです。大きな力を持った磁石でも、それだけでは力を発揮出来ません。鉄のように同調して同じ方向を向いてくれる物があって、初めて磁石として力を出します。オリンピックのアスリートを見ながら、こんなことを考えていました。

 

2月14日(水)更新

すごく感心な生徒がいます。私はたくさん褒めます。ところがその生徒は、いつもきょとんとした顔をしていて、どうして褒められているのか分からないといった様子です。中3の女子生徒ですが、朝、自分の弁当を作り、弟を起こし、お姉ちゃんと朝食をとり、ごみの日にはごみ出しもして登校します。ところが、その生徒は「うちはそうするのが当たり前だから、それをえらいと思ったりしてはいけない。」と言います。本当にいろいろな生徒がいます。私は、生徒それぞれやっていることや出来ることは違っても、それぞれが自分の一生懸命の形なら、それはみんなすばらしいと思います。

 

2月7日(水)更新

朝起きてから30分後には家を出るという女子生徒がいます。私には女の子がいないので女の子が身支度にどれくらい時間がかかるのか分かりませんが、大変そうなイメージがあるので、「じゃあ朝ご飯食べないで行くの?」と聞くと、3分で食べてるという返事でした。“闘ってるなあ、この子は”と思いました。もちろん、余裕を持って朝起きて、丁寧に身支度をして、しっかりと朝食をとるのが理想です。でも1分でも多く寝たくて、こうなる現実もとてもよくわかります。こんなたわいない話でも、生徒の語感が生き生きしていたので嬉しくなりました。もちろん、たまには、クロワッサンとキウイをゆったり食べたなんて聞けたらもっと嬉しいです。

 

1月31日(水)更新

探し物をする時、何を探すのか分からないで探す人はいません。人から「何か探して」と言われても、探せるわけがありません。こんなことは、みんな言われなくてもわかっています。ところが“国語”となると話は別です。どんなことが答えになるのか想像もしないで、本文に目をやって探し始めます。何が答えかはわからないけど、とりあえず本文を読んで、答えっぽい所を見つけようという感じです。これでは答えは見つかりません。問題文は答えを見つけるヒントです。問題文からヒントになる言葉を見つけ出して、そこから、こんなことが答えになるんじゃないかと想像して、それから探し出す。何を探すのか、ぼんやりでもいいのでわかっていれば、見つけることが出来ます。

 

1月24日(水)更新

受験シーズンです。この時期は作文指導をすることも多くなります。ポイントは、考えや思いを引き出してあげることです。人は、自分のことなのに案外考えていないことが多いものです。「なぜ?いつから?そうなれたらどんないいことがあるの?」とどんどん探っていくと、気がつかなかった自分が見えてきます。例えば何かを“きれい”と感じたとして、なぜ自分はそれをきれいと感じたんだろうと考えることが、自分と向き合うことです。自分の考えや思いがわかったら、自分の言葉で表現してもらいます。そうやって書いた作文は、他のだれにも書けない自分だけの作文になります。

 

1月17日(水)更新

昨日ある生徒が、自分が描いた絵を見せてくれました。キッチンペーパーと折り紙とセロリを組み合わせた静物画でした。いろいろな感想がある中で、セロリの緑色の話をしました。「緑色」と言ったとき、緑の幅をどれくらい持っているか?黄色に近い緑から青と言いそうなくらいの緑まで緑色です。色の幅の感性が広ければ、表現は豊かになります。色は不思議です。さっきまで白と思っていたのに、もっと白い色と組み合わせれば白ではないように感じます。それひとつだけの時と何かと組み合わせた時では、性質が変わってしまいます。自分を頼りないと思っていても、誰かの支えになっていたり、クラスの中の癒しになっていたりもします。薄くてぼやけた色だと思っていたのに、周りを濃い色で囲まれたとたん、くっきりと浮かび上がって存在感を発揮します。人も色も、だから魅力があります。

 

1月10日(水)更新

明けましておめでとうございます。新年を迎えて、今日はもう10日です。この週末には中学受験と大学のセンター試験があります。力を発揮してくれるようにと祈るばかりです。受験目前となると当然、受験を想定した練習をします。つまり、自分ひとりですべてのことをするということです。問題を解くことはもちろん、字の大きさや丁寧さ、消しゴムで消したときのきれいさ、余白の使い方、何かを書き込むかどうか。すべての判断を自分ひとりでしなければなりません。そんなことくらいと思いそうですが、これがなかなか出来ない生徒もいます。誰かに言ってもらうのではなく、自分で考える。普段の生活の中で、身に付けておきたい力です。