教務部長からの一言

教務部長からの一言

 

mashiko
気づかせる教育

問題の意味を理解する力、問題の言葉から考えられる知識を頭の引き出しから出す力、引き出した知識を組み合わせて問題を解く力。この3つの力を付けるのが「気づかせる教育」です。
「この問題が出来るか」が大切なのではなく、そのような問題が出たときに、自分で考えを作って解けるかが大切です。

 

~生徒のみなさんへ~

テストのときには、お父さんもお母さんも友達も塾の先生も、何の役にも立ちません。頼りになるのは自分だけです。難しい問題があったとき、努力をしてきて考える力のある自分と、あまり勉強をしていなくて考える力のない自分と、どっちが頼りになりますか?困ったときに頼りになる自分になりましょう。

 

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2月28日(水)更新

先週の日曜日、美術系の高校に進んだ生徒の卒展があると聞いて、見に行ってきました。中3まで担当していた生徒なので、会うのは3年ぶりです。作品も楽しみですが、生徒に会えることがもっと楽しみで行きました。3年間をどう過ごしていたか、中3の時と変わっていたらそれはそれで、中3の時のままならそれも、どちらでもその子が3年間を過ごした姿です。会場に着くと、その子は友達といっしょにいました。友達からは「おじいちゃんですか?」と聞かれ、「そうです。」とふざけて答えました。美術担当の先生もいて少し話をしました。卒展の作品がどんな風にして出来上がったのかなど聞いていたら、中3のままの姿が重なって来て、感性は変わっていないことを嬉しく思いました。美術大学に進学なので、また楽しみが増えました。

 

2月21日(水)更新

先日、JAXAが「H3」ロケット2号機の打ち上げに成功しました。去年の3月に1号機の打ち上げに失敗していたので、今度はどうかと興味を持っていました。1号機の失敗は2段目のロケットエンジンに着火しなかったという失敗で、2段目エンジンに着火の信号を送ったところまでは確認されていました。その信号を受信できなかった原因について、考えられるあらゆることをひとつひとつ実験し検証し、解明するという作業を続けて今回の成功につなげました。すべての関係者の努力が2号機の成功につながっています。そうです。努力は目標につながっていないと意味がありません。中学2年生が行きたい高校の話をしてくれました。私は「じゃあ、これからしていくことがその高校につながることかどうかが判断のポイントになるね。」と言いました。行動が目標につながっていれば達成できます。

 

2月14日(水)更新

今日は多くの私立高校の合格発表です。全員の合格を願っています。そして、明日と明後日は公立高校の前期選抜です。それぞれがベストを尽くしてくれることを祈っています。入試の直前はみんな不安になったり緊張したりします。みんなそうです。余裕で合格しそうな子だって緊張はします。不安になったり緊張したりする自分に不安にならなくても大丈夫です。みんなそうだから。入試の会場に行くと、まわりの子たちがみんな賢そうに見えます。それもみんな同じです。別にまわりの子が賢いかどうかなんてわからないのに勝手にそう思ってしまいます。だから、そう思ってしまう自分に不安にならなくても大丈夫です。みんなそうだから。入試のときに自分に出来ることは、「問題をよく読み、そのことについて考えて、答えを書く」ということです。ですから、そのことにだけ集中して下さい。わからない問題があることだって想定内です。動揺なんてしないで、出来ることをやりましょう。

 

2月7日(水)更新

「ゆったし!」・・・「そんなん聞いてへんし!」日常のどこかでありそうなことです。このふたりは、本当に言ったし、本当に聞いていないんだと思います。言う方の声が小さかったり早口だったり、聞く方が何かに夢中で上の空だったり。この場面には、大切なことが欠けています。言葉は言うためのものではなくて伝えるためのものだということ。確かに言った言葉でも、それが伝わっていなければ意味がありません。また、どう伝わるかを考えることも大切なことです。「言う」という行為の主体は自分です。「どう言おうか、なんて言おうか」と考えているときは自分中心です。もしかしたら言葉がとがっていて、相手を傷つけるような伝わり方をするかもしれません。言うことが大事なんじゃなくて、どう伝わるかが大事。それがコミュニケーションだと思います。

 

1月31日(水)更新

昨日、ある生徒の授業で少し時間が余ったので、クイズを出しました。問題です。国語辞典が2冊本棚の右端に立ててあります。1冊の厚さは5㎝で、表紙の厚さが表も裏も5mmあります。今1時間に1㎝の深さで本を食べながら進む虫がいたとして、この虫が右端の1冊目の表表紙からその左側の2冊目の裏表紙まで食べて穴をあけるのにかかる時間は何時間でしょう?―国語辞典が2冊並んでいるのを想像して、1冊目の表表紙から2冊目の裏表紙まで10㎝と考えれば答えは10時間となりますが、正解は1時間です。ポイントは「国語辞典」です。縦書きの国語の本は、立てたとき左側が表、右側が裏になります。ですから、国語の本を2冊並べて立てた1冊目の表表紙から2冊目の裏表紙まで、表と裏は隣り合うので虫が食べる距離は表紙の厚さ2つ分の1㎝なので答えは1時間になります。ホワイトボードに本と虫の絵をかいて、おもしろおかしく表現すると、楽しんでやってくれました。

 

1月24日(水)更新

受験生の中には入試に面接がある生徒がいます。先日面接練習をした生徒は、言うべきことを一生懸命覚えてきて、志望動機を言ってくれました。がんばって練習したことは分かるのですが、良くはありません。志望動機ですから、その学校に対する意欲を話すことになりますが、一生懸命覚えてきたことを話す生徒の口から出てくる言葉はまるでセリフのようでした。いきいきと意欲を語る語感がありません。面接は会話です。活字にはない「声」という情報が加わります。「できます。」という言葉も、低い声で語尾を下げて言えば、本当にできるのか疑わしい感じに伝わります。その逆に、少し高い声で語尾を上げて言えば、自信がありそうな「できます。」になります。面接で大切なのは、覚えたことを間違えずに言うことではなくて、面接官に自分のことを教えてあげるという感覚です。

 

1月17日(水)更新

日曜日、みやこめっせに行ってきました。以前担当していた生徒が大学院生になっていて、制作した作品が展示されているということで見に行ってきました。本人とも時間を合わせていたので、5年ぶりの再会で3時間も話をしました。小学生から高3まで担当していて、当時から物事を深く考える生徒でしたが、そのころと変わらないでいてくれました。いろいろな人との関わりの中で感じてきたことなどを話してくれました。先生はどう考えますか?というので私なりの考え方も話しました。やりたいことがたくさんあって、どれにしたらいいか決められない生徒でしたが、そこも同じで、卒業後のことも何にするか経験している最中で、まだ決められないと言っていました。大学に入ってからしてきたことを写真で見せてくれて、その子の5年間がよくわかりました。とても嬉しかった出来事でした。

 

1月10日(水)更新

人は結果がわからないことに対して不安になります。熱が出たとき、どこまで上がるんだろうという不安。テストなら、できるだろうかという不安。面接なら、ちゃんと言えるだろうかという不安。病気のように自分ではどうすることもできない不安は、気持ちの持ち方を変えるしかありませんが、テストや面接のような自分で何とかできる不安なら何とかしましょう。結果がわからないから不安になるのなら、「これは出来る」「これは言える」というように結果がわかることを増やしていけばいいだけです。勉強をして出来るようになる。声に出して言えるようになる。出来た分だけ不安は減ります。不安な時、優しい言葉は心を癒してくれますが、不安を消してはくれません。不安を消せるのは、「できる」という自分です。